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  • No.Possible2-01 兵庫県 Y . I 様   2013年02月04日

    自宅で使用していた電源タップが導入後10年を経過し、新しく電源タップの検討を始めました。
    幾つかの国内メーカーフラッグシップ機を比較検討しており、Possible-4も対象に入っていたのですが、
    そんな折、Possible-4Ⅱの発売がアナウンスされているのを目にしました。

    これまでチクマ製品の使用経験はありませんでしたが、話に聞くかぎり間違いはないであろうという判断、
    個人的な憧れのあるチクマの青色が選択できたこと、バージョンアップのタイミングに縁を感じたことなどもあり、
    試聴を飛ばしてモニター購入をすることにしました。

    今までの電源環境ですが
    プリアンプとパワーアンプが上述の電源タップに、
    プレーヤーは容量の小さな電源装置を壁コンセントから電源を取って使用していました。

    購入したPossible-4Ⅱと、組み合わせる電源ケーブルとしてTuneful-ACⅡの試聴機が届き、
    元のタップと置き換えてアンプ類の電源をつなぎ、試聴を開始しました。
    電源タップはバーンインが全く行われていない状況にもかかわらず、解像度などの要素で明らかに現用品を越えており、
    比較試聴の必要は感じません、その状況である程度バーンインが進むのを待ちます。

    自宅の使用状況でおおよそバーンインが進んだと思えたのがおよそ3日後、
    その段階での音は凄まじく、SN比や解像度、音場感などという、
    オーディオ機器の評価を行う際に語られる要素で比較するのがバカらしくなるほどで、
    自分の求めていた音がいきなり飛び出したかのような気分になってしまいました。

    その時点でも十分に衝撃的な経験ではあったのですが、
    そうなってくるとプレーヤーの電源ケーブルをつないでみたい欲求が芽生え、実行、音を聞いてみます。

    直後、無言で電源装置を撤去することになりました。

    誤解されたくないのですが、元のタップ、電源装置、ともに入手してからの長い間色々な製品と比較して、
    それでもなお有用と判断できたため使い続けてきた製品です。元タップはPSE法以前の海外製ですが、
    固めすぎない筐体や接触面積の拡大を狙ったコンセントなど独自路線の製品で、
    ガチガチになっていった国内製品とは一味違う豊かな音を奏でていましたし、
    電源装置も何度確認してもプレーヤーに使用した際、音痩せを感じず明確に音をクリアにする効果は必要不可欠なものでした。

    それでもなおPossible-4Ⅱ(+Tuneful-ACⅡ)を前にすると、比較の対象になりえません。

    色々な要素が圧倒的に向上しているにもかかわらず、誇張感や違和感を感じない、
    本当に"自然"という言葉がピッタリくる、
    しなやかで瑞々しく豊かな音場が広がる様を個別の要素で語れるほどの語彙が自分にはありませんでした。

    "自然な音" という言葉や
    "電源装置で音の活力が下がる" ということ、

    何となく理解したつもりでいたことの本当の意味がPossible-4Ⅱの導入によって、明確に理解できました。

    音楽の表現のみならず、趣味としてのオーディオ表現すら精細に見せつける、凄まじい電源機器、
    それが自分にとってのPossible-4Ⅱ(+Tuneful-ACⅡ)だと思います。

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  • No.Possible2-02 神奈川県 S . I 様   2013年02月14日

    オーディオをはじめて10年ほど経ちます。

    電源の重要性に関しては割と早い時期から認識しておりましたので、
    部屋のリフォーム時に他社さんの製品ではありますが、
    高額なタップをいくつか購入するよりも安上がり!ということで、
    オーディオグレードの壁コンセントをいくつか増やしまして、
    直接電源を取るようにしておりました。

    それから暫くして、家のノイズに関しては手付かずなことが気になり、
    N社のアイソレーショントランスからの受電をしていました。
    アイソレーショントランスを設置した当初は、音の元気がちょっとなくなったかも??と思いましたが、
    変わりに得られる繊細で安定した音にも魅力を感じておりましたので『これはこれでアリ!』と判断し、
    つい先日までこのシステムにて楽しんでおりました。

    そして、先日、よく顔を出させていただいているブログの管理人の方が、
    Possible-4Ⅱ』のモニター製品を購入し、かなり興奮ぎみに書かれているのを見て、
    『同じような環境の自分にも効果があるかも』と思い、久々の電源タップ購入に至りました。

    Possible-4Ⅱ』にはアイソレーショントランスに使用していた、
    K.Racing Audio DesignのDEVICE2を使用しました。

    正直、電源タップの変化にはそこまでの変化を期待していなかったのですが、
    音だしをした瞬間、『えっ、こんな音出てたっけ?』と、思わず立ち上がって しまいました。

    空気感の表現力が格段に上がり、音の張り出しと、熱量が一気に上がりました。
    『CDってこんなに情報量があったんだなぁ』と感嘆。
    アイソレーショントランスから切り替えたので、もう少しノイジーになるかとも 心配していたのですが、
    そういうレベルを超えた音が出てきたので、 心配が一瞬で消えました。
    久々にグッと来る買い物ができて非常に満足です。

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  • No.Possible2-03 東京都 S . K 様 (グレードアップをされたお客様)   2013年03月26日

    Possible-4Possible-4Ⅱへのグレードアップをお願いしました。

    早速堪能しています。
    Possible-4ⅡPossible-4のグレードアップという位置づけで
    それほどの違いはないのではないかと思っていたのですが、
    実際に聞いている感じでは、グレードアップという範疇ではないなという変化を感じています。

    Possible-4は、すっきりとした音が空間に浮かび上がるような、あー綺麗な音だ、音楽は楽しい。
    Possible-4Ⅱは、音が空間に浮かび上がる感じは同じだが、一つ一つの音が雰囲気を持つ、
    たぶん、ほんのりとした色気が乗ったという表現となるかと思います。
    音楽の、特にボーカルの情感といったものが感じられます。
    バラードボーカルは、語りかけるような、愁いを含んだような、、、
    たぶん低音の調整が絶妙なバランスで行われ、それぞれの音にほんのりと乗っているのだと思われますが、、
    いい、いいですねこれ。Possible-4Ⅱ、グレードアップ大正解です!!

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  • No.Possible2-04 東京都 H . S 様   2013年04月08日  →この声のお客様の他の製品のへの声

    オーディオ暦1年未満の初心者です。
    純粋にオーディオというより、11.1chのAVサラウンドで音楽や映像を楽しんでいます。

    現在の私のシステムは
    AVアンプは Denon AVR-4520 をプリアンプとして使用し、
    LINN の パワーアンプを3台、スピーカーは ELACのものを11個
    BDプレーヤーは OPPO BDP-105、音楽は MAC mini で再生して
    フェーズメーションのDDコンバータを使用しAVアンプに接続しています。

    私の機材を見てもらうと分かるのですが、とにかくケーブルだらけです。
    RCAケーブルや電源ケーブルを研究して、安価なものからヨイものに
    買い換えている段階です。

    初心者ながらサラウンド環境でも自分なりにイイ音を目指して日々
    オーディオの先輩たちのブログやオーディオ雑誌を読んだり勉強しています。

    そこで、Chikuma さんの電源タップの凄さを知りました。

    以前は信用していなかったのですが、
    電源のケーブルで音が変わる不思議な現象を体感してしまったので
    電源タップにも興味がでてきました。

    私のシステムはデジタルものが多いので、電源タップというより
    KRIPTON や FURUTECH の ノイズフィルターがついたものを
    いくつか所有しています。

    デジタル以外のものはフィルターが必要ないと思って
    2万円程度の O社のものをパワーアンプに使用していました。

    この電源タップを交換すると音が良くなるような気がして
    Chikuma さんのPossible-4Ⅱに交換しました。

    初心者の私では、雑誌でChikuma さんの記事をあまり見たことがないので不安でした。
    (失礼ですね。ごめんなさい)

    "初心者"を連発していますが、感想も初心者なりのコトしか書けません。
    Possible-4Ⅱに交換したら

    音が明瞭になりました。
    (音がハッキリしました。) 

    これしか表現出来ません。

    この感覚が強烈に体に響きました。
    この感覚は今までに味わったことがない不思議な感覚です。

    これまでケーブルを変えたりして、
    今まで聞こえてなかった音が聞こえるコト、
    音がエネルギッシュになったコト、
    低音や高音が出るようになったコト、
    スケール感が増したなどという感覚は体感したことがありました。
    これらとはハッキリと違う感覚です。

    電源タップを交換しても、この価格ほどは音が変わらないと思っていた自分に
    なんか負けたような気がします。

    音の素晴らしくよい高額なオーディオの世界に入るのが怖いので
    そこには入るつもりはありませんでした。

    しかし、Possible-4Ⅱによってその世界へ一歩踏み入れてしまった気がします。

    Chikuma さんへの好奇心が止められません。
    もう電源ケーブルはある程度充実していて必要ないのですが
    モニター購入を申し込んでしまいました。
    もうすぐ届きます。
    怖い気持ちと楽しみな気持ちでイッパイです。

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  • No.Possible2-05 東京都 N . N 様   2013年04月08日

    これまで75M-14EV、Possible-4をはじめとして電源周りは御社の製品を愛用して参りましたが
    Possible4がバージョンアップしたことを知り、モニターに応募させていただきました。
    届いたPossible-4ⅡとオリジナルのPossible-4を見比べますと精悍で高精度な外観は変わらず、
    銘版等の表記を除けば瓜二つで下部に僅かな違いがあるのみです。
    文字通りのマイナーチェンジですが、
    印象を変えるだけの不要な変更を行なっていないことには逆に好感を持ちました。

    さて早速、いつものように24時間通電でアイドリングを始めましたが、
    当然のことながら当初はPossible-4のレベルには遠く及びません。
    まるで大人と子供です。
    しかしエージング初期から解像度が高く、高さ方向の音場が再現されているのはさすがです。
    全般的にはPossible-4を継承する音色と感じましたが、
    残念ながらピアノは少々ヒステリックな音色になってしまい、
    長時間の鑑賞には辛い状況が続きました。
    もちろんこれまでのPossible-4の音を知らなければ、
    好みによっては多少気にかかるレベルと、言えなくもないのですが、
    Possible-4の実力を知っている者にとっては残念ながら満足のいくレベルには感じませんでした。
    逆に言えばそれ程、Possible-4の完成度が高かったという証明でもあるのですが…。

    しかしエージングが1カ月半を超え、2カ月に迫る頃、
    ようやくPossible-4の後継としての実力が窺えるようになりました。
    解像度の高さは全域に拡がりましたが、極めて自然な描写力であることを感じます。
    絵画に例えれば、一般的な輪郭線のある絵画ではなく
    輪郭線を描かないことで自然な佇まいを表現するタイプ、といえば伝わりますでしょうか?
    しかも純度の高い空気感を持っているため、アーティストの感情がダイレクトに伝わってくるようです。
    またPossible-4Ⅱのさらなる美点は奥行き方向の定位です。
    拙宅ではライン・ケーブルを変えて以来、唯一、気になっていたのがこの点でした。
    もちろんPossible4でも奥行き方向への音の展開能力は充分に持ってはいるのですが、
    通常のディスクでは音像がやや前寄りに定位することが多く、
    もう少し下げたいと思いながらも部屋の構造上の理由から半ばあきらめざるを得ませんでした。
    ところがPossible-4Ⅱでは適度に下がってくれるのです。
    これは狭い部屋でクラッシックを聴く者にとっては特筆しておきたいメリットだと感じました。

    「大器は晩成す。」御社の製品にはいつもこの言葉を連想しますが、
    今回の作品も紛れもない大器です。
    ぜひ今後も良い製品をリリースしてください。

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  • No.Possible2-06 千葉堅 T . K 様   2013年04月22日

    まず、はじめに、
    当方、休日しかオーディオを聴いておりませんので、
    レビューまでに時間がかかってしまいました。
    少し、お待たせしてしまったかもしれません。
    さて、今回、チクマ殿のケーブルを購入させていただいたきっかけについて
    簡単に、ご説明させていただきます。
    2年くらい前まで、アパート暮らしをしておりましたが、
    アパートでは音が出せないという苦しみから、一念発起しまして、
    戸建を購入(中古)、防音部屋の作成(結局7畳ほどですが・・・)
    と事を進めてまいりました。(ほとんど借金ですが)

    交換前のシステムは以下の通りです。
    スピーカー    :AVALON DIAMOND
    スピーカーケーブル:KIMBER KS-3038
    パワーアンプ   :アキュフェーズ A-65(1台)
    インコネ     :ステルス インドラ
    コントロールアンプ:アキュフェーズ C-2810
    インコネ     :ステルス インドラ
    D/Aコンバータ :ゾディアック ゴールド
    デジタル同軸   :ステルス バーディングセクステット
    D/Dコンバータ :ラトック RAL-24192UT1
    USBケーブル  :フルテック GT2
    パソコン     :DELL
    ソフト      :foober2000(wasapi)
    電源ケーブル
    パワーアンプ   :ステルス クラウド9
    コントロールアンプ:ステルス クラウド9
    D/Aコンバータ :ステルス クラウド99FULL

    チクマ導入前の音としては、中高音はそれなりによく、こじんまりとまとまった音という印象であった。
    音量を上げると低音が少し聞きづらくなってしまうという欠点あったため、
    システムをグレードアップするにはパワーアンプを変えるしかないと思っておりました。
    チクマ殿の電源ケーブルはネットではわりと評判が良かったため、そのうち聴いてみたいと思っておりましたが、
    たまたまホームページを見たところ、丁度新しい電源ケーブルがモニター価格で提供されているではないですか。
    特徴としては、音を前面に押し出すことに長けているとの評価が多かったため、もしかしたら、
    自分のシステムに足りないところを補ってくれるかもしれないと思い、
    思い切ってモニター価格にて購入に踏み切りました。
    導入したのは以下の通りです。
    ①電源BOX    :チクマ Possible-4Ⅱ
     壁コンセントから電源BOXに繋ぎ、
     機器は全て電源BOXから電源をとるようにしました。
    ②電源ケーブル
    パワーアンプ   :チクマ Tuneful AcⅡ
    コントロールアンプ:チクマ Tuneful AcⅡ
    D/Aコンバータ :チクマ Tuneful AcⅡ
    電源BOX    :チクマ Tuneful AcⅡ

    ファーストインプレッション:
    電源を変えて音出しをしてみて、一番初めに感じたことは、音が大きくなったということです。
    前のシステムと同じ大きさで音をだしているはずなのですが、
    ボリュームを下げないと同じ大きさに聞こえないのです。
    音の押し出しは明らかに改善が見られます。
    また、高音域の音場感が多少減退したかなという印象を持ちました。

    2W過ぎた現在のインプレッション:
    音はだいぶ変わってまいりました。
    ファーストインプレッションで感じた音場感の減退についてですが、
    今考えると、元のケーブルは高音に余計な響きが載っていたのではないかと考えています。
    事実、前より多少ボリュームを上げても聴きづらくなったりすることはなく、
    明らかにS/N比が向上しているのがわかります。
    音は伸びやかになり、よい方向に音が進化しているようです。
    これから更に良くなると思うと思わずニヤリとしてしまいます。
    良い機会(モニター)を与えて頂き、ありがとうございました。

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  • No.Possible2-07 東京都 N . N 様   2013年04月22日

    このたびPossible-4Ⅱブルーをモニター購入させて頂きましたので、
    試聴感想をご報告致します。

    現状、電源はピュア用は電源タップから、AV用は直接壁コンセントから取っていますが、
    AV用に現電源タップを流用し、ピュア用に新規電源タップの導入を考えていました。
    導入には現電源タップよりグレードアップを図りたく検討していましたが、
    Possible-4Ⅱの評判が際立ち、購入に至りました。
    試聴は通電約100時間での感想です。

    試聴してすぐにS/Nが高く背景が静かに沈み込むのを感じました。
    まるでケーブル類をランクアップしたようです。
    それに伴いレンジの広さ、解像度、情報量の向上があり、サウンドステージは広くダイナミック。
    音像は彫りが深くなり立体的で実体感があります。
    と感じたのが全体の感想です。
    CDによる個々の感想は下記のような感じです。

    ◇ジャズボーカル
    【ジャシンタ/Lush LifeよりBoulevard Of Broken Dreams】
    中央付近にピアノ、右にギター、左にアコーディオンの演奏が始まる。
    ギター、アコーディオンは左右各スピーカーのさらに外から聞こえてくる。
    そして一瞬静寂があり、中央でジャシンタが唄い出すと奥でドラムスがサポートする。
    S/Nが向上したからか、この静寂感が素晴らしく、
    まるでスポットライトを浴びてボーカルが暗がりにポッと浮かぶようだ。
    サウンドステージはより陰影に富み立体的で広く深くなり空気感が増したように思う。

    【ダイアナ・クラール/Love ScenesよりAll or Nothing at All】
    冒頭いきなりベースから始まるが、音の輪郭に滲みがなく、力感がある。
    より弾む様な低音で明瞭度が高く、一本一本の弦の震えが見えるようだ。
    ダイアナ・クラールのボーカルは音像に質感と重さが感じられ、
    そこに居るかのような実体感があり、ややハスキーな声が艶めかしい。
    音像がより立体的になり、ダイナミックなサウンドステージとなったようだ。

    ◇ジャズトリオ
    【カレル・ボエリー・トリオ/Secret LifeよりAlone Together】
    ドラムスはスネア、シンバルなど立体的で一打一打が明瞭さを増しドラムワークが良く分かる。
    ピアノは音が空中に広がり響きの余韻が長く、天井に高く拡散して行くようだ。
    ベースはさらに低域の沈み込みが増すが、膨れず音に芯があるよう。
    背景がより静かになることによりレンジが広くなり、特に下に延びるのが良く分かる。
    情報量、解像度、コントラストが増し、よりダイナミックで天井が高くなったように感じる。

    ◇バイオリン
    【ムター/レヴァイン、ウインフィル/カルメン幻想曲バイオリン名曲集ツィゴイネルワイゼン】
    控え目なオーケストラの中からバイオリンが実体感を持って浮かび上がり、音がより生々しい。
    音に厚みが増しキラキラと空間に広がって行くようで空気感と言うかホール感をより感じる。
    S/N感向上の賜物だろう。
    高音部の微かにキンキンした感じが改善され、
    滑らかだが陰影に富み色彩感も豊かで弦が擦れるような音がたまらなく心地よい。

    簡単な報告ですが、当初電源タップで音は変化することはあっても、
    その変化は極僅かで小さいと思っていましたが、
    実際に試聴してみると驚きでありケーブルと同様、
    電源タップはオーディオの重要な構成要素であることに認識を新たにしました。
    導入した結果、予想以上であり非常に満足しています。

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  • No.Possible2-08 神奈川県 T . T 様   2013年05月13日

    貴社の製品については、大分以前に電源ボックス(型番は失念)を購入して以来で、久しぶりとなります。
    電源関係は、特に音に対する影響力が大きいということを個人的に体験しているため、
    これまでにも色々な機器類を導入してきました。
    ただ、導入による音の改善は一長一短と感じられるものが多く、
    場合によってはハムが出たり、結果として使用しなくなったものも多くあります。

    現在はA社のRTP-6ultimateを使っており、
    これはそれ以前にメインとして使っていたP社の Power Plant Premierに比較して、
    音の力感等で明確な優位性があったため、 変更したものです。
    今回Possible-4Ⅱについては、このRTP-6ultimateと比較する形となりました。
    電源ボックスの下にはA社のヒッコリー材のボードを敷き、音源はCDを使用して、
    全ての再生機器をまとめて電源供給する形で使用しています。
    今回試聴に使用した機器は、アンプはDivialet D-Premior Air、
    スピーカーシステムはAudio Static DCM5、それとオーディオFSK改造のビクターSX-500DE等です。
    レコード再生時は、Oracle Delphi-mkIII+SME TypeV+Satin M21Pを使用しました。

    まず、しばらくRTP-6ultimate経由でいつも通り再生して音を確認した後、
    Possible-4Ⅱ経由に接続替えして聴いてみました。

    変更した直後での音は、大きく変わった感じはしません。
    ただ、音数が若干増えた感じで、どちらかというと開放的、音がのびやかです。
    なかなか好印象のため、そのまま2時間ほど聴き続けます。
    すると時々はっとするような聞きなれない音が聞こえることに気付くようになり、
    音の質感がどんどん上がっていっていることに気が付きました。
    これは聞こえなかった音が聞こえるのでは必ずしもなく、
    音の周りの気配のようなものが感じられるため、印象が異なって聞こえるということのようです。
    こうした時間の経過による変化はこれまでも機器の試聴の時にありましたが、
    このPossible-4Ⅱは特に顕著のように思います。
    抑圧されたところのない気持ちよく伸びる音は、大変心地よく、音楽を楽しめます。
    その後、日を改めて聴いてみると、設置状態が落ち着いてきたこともあるのか、音の改善は更に劇的でした。
    なんと言っても、再現する音の数が多い感じで、音の周辺の音、空気感、場の雰囲気を再現するような能力があり、
    つまりは分解能が高く、結果的に楽器などの質感と言ったものが極めてリアルに再現されます。
    聴きなれたCDやレコードを改めて聴きなおしたくなるというのは正にこのことだな、という感じです。
    そして、音に抑圧されたところがないため、
    ダイナミックレンジが大きくなったように感じられ、抑揚表現が素晴らしいです。
    違いがよく分かるのは、やはり楽器の質感や演奏の場の再現の違いが分かり易いクラシック関係のソースでしょう。
    ただ、ジャズやボーカルでも、しっかり録音されているソースでは、

    その違いが拡大するような印象で、極めて素晴らしいです。
    その後、音も更に安定して、今のところ何の不満もなく、
    Possible-4Ⅱに切り替えたまま、音楽を聴く喜びに浸っている毎日です。
    思い切って購入して良かったと心から感謝しております。

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  • No.Possible2-09 東京都 M . F 様   2013年06月24日

    オーディオに興味を持って3年弱、
    専門的な知識等はございません。
    感覚のみの感想となりますがご容赦ください。


    使用開始直後から透明感のある音で、綺麗だなと感じました。
    フラットバランスと言うのでしょうか。
    不自然に強調された帯域がなく流れるようにスルスルと音が出てきます。


    使用5日後あたり(20時間ほど)経過すると変化がわかりやすくなる印象で、
    日を追うごとに空間に広がる音の密度、臨場感が
    すべての帯域で上がっていきます。

    高域はしなやかで美しく、低域も太く深いです。
    情報量が増したことで余韻に温もりが感じられ
    空気感が格段に違ってきます。

    また、ボーカルの実体感がとても生々しく、
    全体として『うわー、凄いなこれ…』といった感じです。


    この音を聴いてしまうと、
    それ以前では得られていなかった情報があることを知り、
    これまでに対し物足りなさを覚えてしまいます。

    日頃オーディオに関心のない妻も「違いが分かる、雰囲気が全然違う」
    と話しておりました。


    正直ここまではっきりと効果が実感できるとは思っていなかったので、
    素直にとても驚きました。

    高額な商品ではありましたが、結果は大変に満足です。
    この度はありがとうございました。

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  • No.Possible2-10 大阪府 T . I 様   2013年10月25日

    CHIKUMAサウンド Possible-4Ⅱ モニター記

    「はずむ低音域。官能的な中音域。自然な高音域。」
    「アンプを2ランク位アップグレードしたくらい変化している・・・」
    既に、エージング300時間はたっていると思います。
    何かの参考になればとモニター記をお送りします。

    《システム構成》

    壁コンセント
      |
      |Shunyata Anaconda
      |
      |
    TB400 + Possible-4Ⅱ1台目】
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
      |
      |AET SIN/AC/EVD
      |
      |
    TB400 + Possible-4Ⅱ2台目】
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
     |  |
     |  |Camerot PM-1000
     |  |
     |  |
     | 【SACD  Marantz  SA7S1】
     |            |
     |            |RCA
     |AET Evidence/AC    | AET
     |            | Evidence
     |            |
     |            |
    【AMP Jeff Concerto Integtated】
     |
     |
     |
     |SPケーブル Ortofon 7NX SPK-4500 silver
     | + Augline ISIS
     |
    【SP Dynaudio Confidence C-4】


    まずおもうのは、
    鳴らし込むほどに、
    化けていくことです。
    今では、少々音質の悪いCDでも
    かなりの音を奏でてくれます。

    初めは、音の色づけだと
    思ったのです。

    よく聴いていると
    全帯域の音を改善してくれます。

    明晰にしたというよりも、
    クオリティが底上げされ、
    リアル感が増しています。

    これは、この電源タップ Possible-4Ⅱ と
    その台のTB400のポテンシャルだと感じます。

    よく聴くジャンルが
    バイオリンと女性ヴォーカルということもあって、
    少し艶やかな濡れた感じの音が好きです。
    まさにその傾向を出すことができました。

    さらにこの Possible-4Ⅱ には、
    すごい機能がついています。

    それは、丸い4つの足が回転式になっていることです。
    これを回転させることで音質が大幅に変わります。
    トーンコントロール的な役目を果たしてくれます。

    また、TB400には、
    木材の板がついてきます。

    この板を下にしくと、
    「木の質感」がでてくるから不思議です。

    Possible-4Ⅱ の4つ足機能と、
    TB400の板とのコンビネーションで
    思った通りの音に仕上げることができると思います。

    だいたいの音が決まったら、
    アンプの「位相の反転機能」で、
    音の微調整をはかります。
    今は、アンプで位相を反転しています。

    私の場合は、
    Possible-4Ⅱの4つ足機能と、
    TB400の板とのコンビネーションが
    あまりにも気にいっため、
    普通ではやらないアイデアを思いつき
    実践してみました。

    きっかけは、
    実は、パワーアンプ Jeff の model 10 の電源が
    はいらなくなってしまったのです。

    なので、アンプは、プリメインの
    Jeff Concerto Integtated
    だけになってしまいました。

    スペースの問題と熱の問題で
    できれば、このプリメインだけで
    思った音が出せないかと悩んでいました。

    何を思いついたかといいますと、
    もう1セットつないで
    直列に2台つないでみようと思ったのです。
    (上の図のとおりです。)

    すごい音になるに違いない・・・
    なにせ、1セットでこの音質の変化ですから・・・
    でも、出費も少々かさみましたが(笑)

    予想は大当たりでした。
    ありえない音が部屋中を響かせています。

    大きな音でも
    小さな音でも
    すばらしい音です。
    音楽も楽しいです。

    今なっているのは、
    奥村愛さんの「Ave Maria」。
    バイオリンは、官能的で
    頭の中が「快」になりきっています。

    そして、堀澤麻衣子さんの「Ave Maria」。
    こちらは、ヴォーカルで
    とっても癒されます。

    魂の音といいましょうか・・・

    とにかく今は、音楽ざんまいの日々です。
    千曲さん、すばらしい製品をほんとうにありがとうございます。
    これからもすばらしい製品を出し続けてください。

    ほんとうにありがとうございます。
    感謝しています♪

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  • No.Possible2-09 東京都 M . F 様   2013年06月24日

    オーディオに興味を持って3年弱、
    専門的な知識等はございません。
    感覚のみの感想となりますがご容赦ください。


    使用開始直後から透明感のある音で、綺麗だなと感じました。
    フラットバランスと言うのでしょうか。
    不自然に強調された帯域がなく流れるようにスルスルと音が出てきます。


    使用5日後あたり(20時間ほど)経過すると変化がわかりやすくなる印象で、
    日を追うごとに空間に広がる音の密度、臨場感が
    すべての帯域で上がっていきます。

    高域はしなやかで美しく、低域も太く深いです。
    情報量が増したことで余韻に温もりが感じられ
    空気感が格段に違ってきます。

    また、ボーカルの実体感がとても生々しく、
    全体として『うわー、凄いなこれ…』といった感じです。


    この音を聴いてしまうと、
    それ以前では得られていなかった情報があることを知り、
    これまでに対し物足りなさを覚えてしまいます。

    日頃オーディオに関心のない妻も「違いが分かる、雰囲気が全然違う」
    と話しておりました。


    正直ここまではっきりと効果が実感できるとは思っていなかったので、
    素直にとても驚きました。

    高額な商品ではありましたが、結果は大変に満足です。
    この度はありがとうございました。

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  • No.Possible2-10 大阪府 T . I 様   2013年10月25日

    CHIKUMAサウンド Possible-4Ⅱ モニター記

    「はずむ低音域。官能的な中音域。自然な高音域。」
    「アンプを2ランク位アップグレードしたくらい変化している・・・」
    既に、エージング300時間はたっていると思います。
    何かの参考になればとモニター記をお送りします。

    《システム構成》

    壁コンセント
      |
      |Shunyata Anaconda
      |
      |
    TB400 + Possible-4Ⅱ1台目】
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
      |
      |AET SIN/AC/EVD
      |
      |
    TB400 + Possible-4Ⅱ2台目】
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
     |  |
     |  |Camerot PM-1000
     |  |
     |  |
     | 【SACD  Marantz  SA7S1】
     |            |
     |            |RCA
     |AET Evidence/AC    | AET
     |            | Evidence
     |            |
     |            |
    【AMP Jeff Concerto Integtated】
     |
     |
     |
     |SPケーブル Ortofon 7NX SPK-4500 silver
     | + Augline ISIS
     |
    【SP Dynaudio Confidence C-4】


    まずおもうのは、
    鳴らし込むほどに、
    化けていくことです。
    今では、少々音質の悪いCDでも
    かなりの音を奏でてくれます。

    初めは、音の色づけだと
    思ったのです。

    よく聴いていると
    全帯域の音を改善してくれます。

    明晰にしたというよりも、
    クオリティが底上げされ、
    リアル感が増しています。

    これは、この電源タップ Possible-4Ⅱ と
    その台のTB400のポテンシャルだと感じます。

    よく聴くジャンルが
    バイオリンと女性ヴォーカルということもあって、
    少し艶やかな濡れた感じの音が好きです。
    まさにその傾向を出すことができました。

    さらにこの Possible-4Ⅱ には、
    すごい機能がついています。

    それは、丸い4つの足が回転式になっていることです。
    これを回転させることで音質が大幅に変わります。
    トーンコントロール的な役目を果たしてくれます。

    また、TB400には、
    木材の板がついてきます。

    この板を下にしくと、
    「木の質感」がでてくるから不思議です。

    Possible-4Ⅱ の4つ足機能と、
    TB400の板とのコンビネーションで
    思った通りの音に仕上げることができると思います。

    だいたいの音が決まったら、
    アンプの「位相の反転機能」で、
    音の微調整をはかります。
    今は、アンプで位相を反転しています。

    私の場合は、
    Possible-4Ⅱの4つ足機能と、
    TB400の板とのコンビネーションが
    あまりにも気にいっため、
    普通ではやらないアイデアを思いつき
    実践してみました。

    きっかけは、
    実は、パワーアンプ Jeff の model 10 の電源が
    はいらなくなってしまったのです。

    なので、アンプは、プリメインの
    Jeff Concerto Integtated
    だけになってしまいました。

    スペースの問題と熱の問題で
    できれば、このプリメインだけで
    思った音が出せないかと悩んでいました。

    何を思いついたかといいますと、
    もう1セットつないで
    直列に2台つないでみようと思ったのです。
    (上の図のとおりです。)

    すごい音になるに違いない・・・
    なにせ、1セットでこの音質の変化ですから・・・
    でも、出費も少々かさみましたが(笑)

    予想は大当たりでした。
    ありえない音が部屋中を響かせています。

    大きな音でも
    小さな音でも
    すばらしい音です。
    音楽も楽しいです。

    今なっているのは、
    奥村愛さんの「Ave Maria」。
    バイオリンは、官能的で
    頭の中が「快」になりきっています。

    そして、堀澤麻衣子さんの「Ave Maria」。
    こちらは、ヴォーカルで
    とっても癒されます。

    魂の音といいましょうか・・・

    とにかく今は、音楽ざんまいの日々です。
    千曲さん、すばらしい製品をほんとうにありがとうございます。
    これからもすばらしい製品を出し続けてください。

    ほんとうにありがとうございます。
    感謝しています♪

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  • No.Possible2-11 茨城県 S .M 様   2013年10月26日

    ◇◆◇「Possible-4Ⅱ」導入の経緯◆◇


    ◆◇オーディオ歴や、目指してる事なんとなく◇◆
    今年でオーディオ歴11年目のmizkumaです。
    システムの移り変わりは、
    SP・NS-1200→SB-8000→9862
    PRE・C2301→C7custom
    PW・B2102→B2302→MC-1000(MONO)
    CDP・LUXMAN D-10
    DA・WADIA 9 10

    初期の頃は、濃い音を出すAMPを好きになりました。

    ●オーディオを趣味にしてから●

    解像度(抜けが良い・高音系)と艶(中音・低音)の両立
    という相反する音ができないか、目標としてきました。


    「艶」を濃くする程、
    良い意味でも悪い意味でも、音がボヤけたり、籠もったり。

    解像度や高域を伸ばそうと
    SPの高域アッティネーターを強調すれば
    キーンと耳障り(不共和音的)で
    アッティネーターを絞らないと楽しく聴けなかった。
    (初期中期に使用していたSP、「NS-1200・SB-8000」。)


    ●長年の悩みと気付いた事少し●
    高域がどうしても気持良く鳴ら(抜け)ない。

    長年の経験の一つに、
    高域を伸ばすには、
    SPケーブルの導体がある程度太いのが有効な事に気付きました。
    (気持よく伸びるように鳴る=余裕のある音?)
    「太めの方が、余裕のある音が出る」傾向のようです。


    ◆◇CHIKUMAとの出会い◇◆

    ■CHIKUMAの製品は、以前から気になってまして
    四年程前に「DMT-220B」を初めて使いました。

    CHIKUMAの「DMT-220B」は入門機の位置づけですが、
    価格帯の割に、高域よりのスカッと抜けの良い高音に資質を感じ。
    当時のオーディオシステムに、色付けではない
    「サッパリとししつつも高域の潤い」を実感し、聴き飽きませんでした。

    「DMT-220B」の体験で、「CHIKUMA製品に対する私のイメージ」は、
    CHIKUMAホームページの中[ABOUT CHIKUMA]の、森林の中の画像のような、

    「森林浴的なさわやかさと、清らかな清水がながれる鮮烈さ」が、

    [CHIKUMAに対する、私イメージ]になりました!。


    CHIKUMA製品を使うまでは、
    ノイズカット系製品に対して音が痩せる事を痛烈に感じていたもので
    ノイジーさを感じさせず音も痩せずに、高音が鮮度良く気持ち良く鳴る様は
    「DMT-220B」が初めての体験であり。

    CHIKUMA製品に、長年の課題であった伸びる高域の素質を感じて
    そしていつかは、
    「CHIKUMA製品の最上位品Possible-4を使ってみたい」と考えるようになったのです。
    (9862の懐の深さ、限界もまだ見えてないこともあり)



    ◇他の気に入った会社・グレードアップに際して◇
    (機器や、アクセ等)

    入門品で気に入った製品は、
    上位品をなるべく導入(打ち止めを狙う)するようにしてます。

    が!、

    Possible-4Ⅱ」の定価は、
    流石に高価すぎて手が届かなかったのでモニターを狙らうしかなかったのですor2

    それも初代Possible-4モニター価格と比べ
    今回のⅡは値段も上がり、20万近くです。

    打ち止めにしたいし
    モニター販売時期を逃したら、手が届かない高嶺の花になってしまうので
    かなり頑張って導入しました。


    本当の次のグレードアップ予定は、
    「オーディオラック(15~20万位)」か「プリアンプ(50万↑位)」なんです。
    Possible-4Ⅱ」は、
    代金や頭金に文句なく使えそうな金額なのであり…。


    ◇◆◇インプレッション◇◆◇
    Possible-4Ⅱ到着(五月頃)から普段夜は、
    TVの光端子→WADIA 10→WADIA9へ経由で。
    エージングを兼ねて、TV音声を鳴らしています。


    Possible-4Ⅱ使用開始から
    ①初日~三日目
    ②~七日目
    ③~十五日目
    ④~最近


    ◆私のシステムでは、ジャズ等よりクラシックがハマルほど
    面白く鳴らない(わるくはない)傾向でした。
    (機器のグレードアップ毎には、徐々に良くなってはいる)
    (前使用の電源タップは、[SAEC TAP-ECO ])


    ●①●届いてから初日~3日目
    クラシックは、見通し良く以前よりは綺麗に鳴りましたが、


    全体的に悪くない音だが、こんなもんなのかな?と言う「モヤモヤした感想」でした。
    印象として、値段の「価値があるのかな」「10日目迄に返品しようかな」と結構迷った。

    PREの頭金が脳裏にチラつきました。

    ◎片方のモノラルパワーアンプの唸りが弱まったことが嬉しかったです。



    ●②●音楽を鳴らす時間ができた7日目
    やっと落ち着いてきたのか、気持ちよく鳴り始め、
    これなら手放さなくても良いレベルになりました。

    抜けの良い、奥行き(立体感)も増して、鳴り分けのある、三日目より二段位上の音が出てきました。



    ●③●音楽を鳴らす時間ができた15日目
    鳴らし始めましたら、7日目頃よりも良くなってました
    さらに一段位上の音になっていたのは予想外でうれしくなりました。
    空気感が増した気がします。



    ●④●~二か月位
    最近、クラシックでのバイオリンが気持よく鳴ること、
    ギターも空気が舞うような伸びのある音が鳴ることに気づき、
    とてもうれしくなりました。
    (弦楽器等・WADIA9の長所を引き出してる模様)
    色々なジャンルを鳴らすと新たな発見があり、愉しいです。


    追記

    7/22
    最近気温が25度前後なので
    OFFにしていたWADIA9に三日ほど電源投入してみました。
    以前の寝起き状態なWADIA9はモッサリしてました。

    今回「Possible-4Ⅱ」の採用で若干は改善されてますが、
    やはり一週間ほどは通電しないといけないようです。

    8/6
    夏季になりまして、常温でWADIA9・10を使用するのに辛くなってきました。
    WADIA9は一旦電源を切ると、
    電源投入から三日~一週間経たないと実力が発揮できません。


    そこで、TV音源を[TV光→WADIA 9]から
    RCA経由でPREアンプに繋いでみると、
    以前よりもRCA経由で良く鳴ってくれるではありませんか♪。

    色々な組み合わせ毎に向上を見せますね。
    Possible-4Ⅱ」おそるべし。

    八月に入り「WADIA 9」が常時熱いので、梱包して涼しくなる秋まで封印。

    10/1
    涼しくなってきたのので「WADIA 9」封印をときました。
    (梱包から出して設置、電源投入)。


    ◆10/13 封印を解いて「WADIA 9」通電13日目
    10/12~13の二日間全オーディオ機器
    電源入れっぱなしにしてから聞いてみると!、

    クラシックがカナリ気持よく鳴り始めました~ヽ(´∀`)ノヤター。

    つい!にクラシックも納得いく段階迄聴聞けるようになりました( ゚∀゚)b。



    ◇◆◇◎私の導入結論◎◇◆◇
    Possible-4Ⅱ間違いない!」。

    次は、「電源ボックス用ボードTB400」のモニターが終わるまでに、
    レンタルか購入か迷いそうです(´-ω-`)。

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  • No.Possible2-12 神奈川県 S .M 様   2013年12月02日

    お電話での相談、モニター購入の件、重ねてありがとうございました。

    Possible-4ⅡI購入に至る道のりは、紆余曲折ありました。
    当初、失礼な話ですがChikumaのタップに良い印象はありませんでした。

    =友人A曰く、Chikumaのタップは高域が煩いので手放した。

    =友人B宅のOFF会にて、Chikumaのタップが入ったシステムを聴かせて貰うも、正直いまひとつ。
     (それがChikuma製品の有無が総合的なOutputを微妙にさせていたかは不明です)

    =友人C曰く、Chikumaタップを中古で手に入れ「意外と良いですよ」との話。

    三者三様ですが、少しネガティブなイメージが多かったのです。
    ですが、アウトプットはシステムにより変わりますし、好みも、システムの追い込み方法も様々です。
    やはり自分のシステムに組み込み、相性を含めて様子を見ない事には納得のいく判断ができません。

    以降ずっとChikumaのタップが気に成っていたのですが、なかなか聴く機会に恵まれませんでした。

    諦めていた頃、懇意にしているショップの店頭に、中古の75M1400を偶然発見しました。
    お願いをして、ショップの店頭でも幾つかのメーカーのタップを交え、比較試聴をさせて頂きました。

    店頭での比較では、他社製品と比べ、は高域へのアクセントが強過ぎる印象を持ちましたが、
    音楽の説得力や訴求力は頭一つ突き出た印象を持ちました。

    「これは家で聴かないと判断できない」と思い、ショップの方へ無理を言って相談したところ、
    75M1400を自宅で貸出試聴させて頂く事が適いました。

    自宅にて75M1400をセッティングして聴いてみると、繋いだ瞬間は店頭と同じく、
    残念ながら妙な高域が耳につき、長時間の視聴は厳しい音でした。

    しかし長年の勘が働き、Chikumaのタップがセッティングに敏感な事に気付きました。

    ネジ足の入れ具合、下に敷くボードやインシュレータで、面白い様に音が変わります。
    店頭で高域がキンキンした理由は、やはり接地環境の問題が大きく、相性やセッティングが原因だと想像できます。
    何を中心に据え置くかでセッティングは変わって来くるかと思いますが、
    素直なセッティングや素直なケーブル類を用いた所、とても良い結果へ導くことができました。

    結果的に75M1400は素晴らしく、物量投入をしないと出ない説得力のある音を奏でてくれました。
    物量と言っても重苦しい訳ではなく、設計者のセンスが光る凄みを秘めたものです。

    そのまま中古の75M1400を購入しようかとも思ったのですが、中古でもお値段がします。
    そんな折にChikumaのホームページを見ると、運よくモニター価格での購入が適いそうでしたので、
    ショップには頭を下げ75M1400を返却し、Possible-4Ⅱの購入へ踏み切りました。

    届いたPossible-4Ⅱの音については、現状、不満はありません。
    もちろん、繋ぎ始めは75M1400の足元にも及ばない残念な音でしたが、セッティングもコツを掴むと、
    耳障りな音など一切出さず、純粋に音楽を楽しませてくれます。
    日を追うごとにありふれた言葉では表せない、とても良い仕事をしています
    (抜けがよく立体的で、説得力と錯覚や過去の記憶を呼び起こす様な音楽時間の提供です)。

    このたびは相談に乗っていただき有難うございました。
    今後とも宜しくお願い致します。
    乱筆乱文、またメッセージにて失礼します。

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  • No.Possible2-13 千葉県 H .N 様   2014年01月07日 (TB400 Tuneful AcⅡにも同文掲載)

    注文した品Tuneful AcⅡPossible-4ⅡTB400を同時に使用しての感想になります。

    ・とにかく澄んだクリアな音になった

    ・音場が圧倒的に広くなった

    ・低音がよく出るようになった

    ・音の力強さがすごくアップした

    上記4点がすさまじくレベルアップしたように感じました。

    私には難しい感想は書けないので簡単なものになってしまいましたが、
    とにかくとても素晴らしい商品を購入できたことに満足しています。
    ありがとうございました。

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  • No.Possible2-14 千葉県 M .M 様   2014年01月18日 (TB400の声No.TB-400-13と同原稿)

    モニター購入に先立ち、視聴機をお借りしましたので、その時の感想をメインに書かせていただきます。
    これまでケーブル類のグレードアップや機器類のセッティングの改善を行ってきており、
    残すは廉価な普及品を使っている電源タップの見直しという段階でした。

    Possible-4Ⅱの視聴機を接続したところ、一聴して景色が一変。
    音の艶や輝きが格段に増しただけでなく、
    音場が左右・奥行ともに大きく拡がり、密度も高まりました。
    楽器の音色がぐっと実演に近づき、まさに臨場感溢れる響きです。
    もともとこれまでの改善で、静寂から音が湧き上がるような空気感は表れていましたので、
    これを損なわずさらに深化できればと考えていましたが、Possible-4Ⅱは余計な色づけがなく、
    自然な雰囲気を保ったまま音質を向上させているため、
    実在感が飛躍的に高まり、心に染み入る浸透力が極めて大きくなりました。

    自宅の再生装置やCDにここまでのポテンシャルがあり、表現力を引き出せるとは、実に驚きです。
    Possible-4Ⅱは、モニター価格でも機器類総額の2割近くに相当しますので、
    やや贅沢かとも考えましたが、これほど優れた製品を使わない方がむしろ損失と思い、購入を決めました。
    モニター製品はまだエージングの途上かもしれませんが、視聴機と比べて違和感はなく、
    このまま自分のものとしてずっと使えると思うと、この上ない喜びに満たされます。

    このような素晴らしい製品を開発し、音楽を聴く者に感動を与えてくれるChikumaさんには本当に感謝いたします。

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  • No.Possible2-15 千葉県 M .W 様   2014年04月23日

    約2年前からオーディオシアターに興味を持ち周辺機器としては、
    主に電源ケーブルに多大な投資をして来ました。
    いわゆる高級電源ケーブルに替えると確かに音質、映像共効果がありました。
    そこである程度満足をしていたのですが、インターネットでチクマ様の電源タップの好評判を知り、
    更なる音質向上には電源タップも重要ではないかと思い、モニター購入いたしました。
    その使用後の感想は以下の通りです。

    音質
    音の分離がとても良く、今まで聞こえなかった音まではっきり聞き取れる。
    特に楽器の分離感がとてもよく細かな音まで表現できるようになった。
    高域から低域まで音抜けが格段に良くなった。
    そのおかげか音楽を今まで以上に新鮮に楽しめるようになった。
    この電源タップのおかげで音楽を聞く楽しさを再認識できた事が最大の収穫です。

    映像
    電源タップの交換で発色がよくなり映像により深みがでてきた。
    また輝度も向上し鮮度も増してきた。

    以上簡単ではありますが、率直な感想を書かせていただきました。
    今回思い切ってチクマ様の電源タップを購入してその性能の良さに非常に
    満足しております。期待以上でした。
    音楽の楽しさを再確認させていただき本当にありがとうございました。
    今後共宜しくお願いいたします。

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  • No.Possible2-16 栃木県 K . K 様   2014年05月10日 (TB400の声No.TB-400-17と同原稿)

    私、これまでコンセントボックスはチクマ製のものを逸品館にてアッセンブリーした6万円ほどの
    製品を使用しておりましたが、この度、オーディオシステム全体のグレードアップに伴い、Possible-4Ⅱの評判を聞き
    およびモニター購入した次第であります。
    使用開始してからすでに半年ほどが経過いたしましたが、その間に音質は大きく変化してまいりました。

    Possible-4ⅡにはCDPとプリメインアンプおよび外部クロックを接続しており、
    アンプ以外は常時電源を入れたままにしております。
    使用開始時、従来使用していた電源ボックスに比べややスケール感がアップしたかな、
    といった印象はありましたがあまり大きな変化は感じられませんでした。

    使用開始して2か月程経過した時点で高域から中域にかけての音像が次第にしっかりとリアリティを増してきたように
    感じられ、また、使用開始当初に比べ低域のボリュウムも増加してきたように思われました。
    この時点ででエージングはもう十分かと思いTB400の購入を決定いたしました。

    システムにTB400を加えたことにより、音像が引き締まり明らかに精度が一段と上がりましたが、
    その分一時的に中低域のボリュームが寂しくなったようです。

    私は平日は1〜2時間、休日は4〜5時間、音楽や映画をオーディオシステムで楽しんでおりますが、
    そんな日々の繰り返しの中で、Possible-4ⅡTB400がもたらす効果はさらに変化してまいりました。
    TB400により精度を増した音は使い込むにつれ次第に低域の力感が増し、4か月を経過する頃には、
    明らかに以前に比べてアンプの音量が大きく感じられるようになりました。
    使い込むにつれて真価を発揮する。
    これらの製品についてこうしたことが言われていたことは承知しておりましたが
    まさにそれを体感した思いであります。

    使用開始から6か月。トラブルが発生しました。
    突然愛用のプリメインアンプの電源が入らなくなりました。
    経過報告はひとまずここで中断せざる負えなくなりましたが、
    この時点で、良質な電源を得たことにより、接続ケーブルの方向性、
    あるいはセッティングについてシステム全体が敏感に反応し、以前に比べ適切な判断がくだせるようになりました。

    これから後、Possible-4ⅡTB400が描く効果がさらに変化するのかわかりませんが、
    現在、ピンチヒッターで使用しているAVアンプが、
    通常ではあり得ない様な、純度の高い音で鳴っていることを、最後にご報告してレポートを終わりたいと思います。

    この度は良質な製品をモニター販売していただき、誠にありがとうございました。

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  • No.Possible2-17 千葉県 N . K 様   2014年08月21日 

    以前にPalsant を購入し、そこでの体感を基に期待と想像があり、モニター購入の機会も相まってPossible Ⅱ購入を決めました。
    75M220→75M220 tribute → 75M1400→75M1400Ⅱ(75M1400をVer.up したモデル)という様に
    75Mシリーズを聴き繋いできた自分にとっては、当初「Palsant」の音は「何か細身だな・・・」と感じたものでした。
    しかし、聴き進めていくうちに「細身」なのではなく「音像がぶれない」「音の消え際まで音像が崩れない」事に気がつきました。
     
    よく見ると「Possible」の技術を一部流用している事に目を向ける事で「Possible」にも注目する運びになりましたが、
    いかんせん価格が価格なので、思いを巡らせている内に「Possible」が「Possible-4Ⅱ」になってしまいました。
    しかし、「もしかしたら・・・」の思いを捨てられずにいたところ、今回モニター購入の機会を得て購入に至る事が出来ました。

    そして肝心の「Possible-4Ⅱ」を聴いてみた感想ですが、自分の想像・期待以上のものでした。(・・と書くと漠然としてますが)
    Palsant でも感じられた「音像が崩れない」、「音に滲みが感じられない」事はもちろん、
    音像に対しての肉付きも充実していてバランス良く纏まっている、誇張感の無いレンジの広さを伴っている、
    ・・・普及価格帯自家用車から高級セダンに乗り換えた様な感覚を覚えました。
    機種固有の音の鳴り込み・・・みたいなものは感じられませんが、
    上位モデルらしく(色々な意味を含めて)巧く纏められていると思いました。

    このプロダクトを導入して最もメリットに感じられた事と言えば、「スピード感」だと思います。
    充実した音に瞬発力が加わると、より音を際立たせる事に一役買ってきます。
    だらだらと鳴ったりはしません。 
    当方所有の HEGEL のアンプや CD PLAYER の IKEMIですが、
    わりとゆったりめな鳴り方をする(あまりエッジを立てる様な鳴り方はしない)システムにおいても、
    もたつく感じを受けないのは、この電源タップの存在があるからだと思いました。
    自分が知らないだけなのかもしれませんが、他社製のプロダクトを含めて音に
    「スピード感」が加わってくる電源タップはあまり例が無い様に思います。

    チクマ製作所のプロダクトは製品特徴が押し付けがましくない・・のが好感出来ます。
    以下、使用システム(詳細明記はあんまり意味無いと思いますけれど、一応記載します)

    ・CD PLAYER LINN IKEMI(光デジタルアウトにて使用 Opt Cable DH Lab Silver Sonic 1.0m)
     +電源ケーブル  Voltex Prime 1.8m (120Vで使用)

    ・YAMAHA HD-1300(CDーRレコーダー、2005年に製造終了)をDA コンバータとして使用(IKEMI から16bit 44.1Khz 送り)
     + 電源ケーブル BMI OCEANIC STATEMENT 1.8m・・・本電源ケーブルはデジタル系と相性が良いようです。
      + Pre へのインターコネクトケーブルはUnbalance Kimber KS1136 1.0m
     
    ・Pre Amp HEGEL P10(Aniversary 10th Model)+電源ケーブル Valhara 2.0m
    プリ・パワー間の接続は Valhara Balance 2.5m

    ・Power Amp HEGEL H10(Aniversary 10th Model)+電源ケーブル Valhara 2.0m

    ・SP Accostic Enagy AE1/Mk3 (トールボーイタイプのスピーカーです)+ SP Cable Valhara 3.0m

    接続でValhara 系列を比較的多く使ってますが、正直、電源ケーブル「BMI OCEANIC STATEMENT」の影響の方が大きく、
    Valhara のみの構成で鳴らした時の音の方が、何故か痩せ細って聴こえます。やはり組み合わせがものを言うんでしょうか・・。
    リスニングの環境は公団住宅 8階/11階建 フローリング6帖程度の洋室になり、ベランダ側(SPの背面)は2重サッシになっています。
    反射板「QRD」使用。
    以上、参考にしていただければ幸いです。

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  • No.Possible2-17  東京都  O . K 様   2014年08月25日

    使用開始後約12か月後のモニターレポートです。一日平均1時間ほど聴いています。

    ご参考までに、私が使用している装置は以下のとおりです。
    プリメイン Union Research S2
    スピーカー Rogers Studio 1
    CDトランスポート CEC TLN3
    DAコンバーター Fostex HP-A8
    アナログプレーヤー Pro-Ject Perspex 6
    フォノイコライザー Pro-Ject Tubebox DS
    ライントランスフォーマー Kripton LT-10 II

    これまで使用していた電源ボックス
    Kripton PB-111(アンダーボードにAcoustic Revive TB-38Hを使用)

    主に聴く音楽のジャンル クラシック(オーケストラ)


    使用開始直後の印象

    皆さまのモニターレポートを読んで、使用開始直後の音は正直期待していませんでした。音は非常に太く厚みあるものの繊細さに欠け、製品の特長が何であるかの全貌を把握するには、約2か月のエージングを要しました。ただし、この時期に一つ驚いたのは、アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団によるオネゲルのパシフィック231のLPレコードを再生して、曲の最終部に現れる大太鼓の強奏部が、常に音が割れていたのが割れなくなったことでした。これまでは、LPもしくは私の装置の限界かと思っていました。そうか、電源はこういったところに作用するのかと感心しました。
    2か月ほどたち、以降音はほぼ安定しました。オーディオ的には、変化を音の厚み、こく、透明感、空間表現力が増したと表すことができますが、何よりも素晴らしいのは、音楽的な感動がより得られるようになったことです。曲や演奏の本質がより感じられるようになったとも言えます。
    私がこの電源ボックスに望んでいた、再生装置の持つ能力を十分に引き出す(そしてその再生装置は音楽ソースを過不足なく伝えるべきである)こと、それ自体は色を載せないことが実現されているのが強く実感できます。
    それでも、無色透明とはいえ特色を表現する言葉がいくつか思いつきます。日本酒に例えて言うならば「端麗辛口吟醸酒」です。豊潤さとキレと透明感が見事にブレンドしています。
    優れた装置に共通する特徴だとは思いますが、装置の設置やメインテナンスの変更に対する変化が大きいのも驚きです。この音楽ソフト、もっといい音がするはずだと思うような場合、たいてい問題がありました。LPレコードのクリーニングに始まり、各装置の振動対策、各種ケーブル・プラグの接点と表面のクリーニング、電源の浄化(空きコンセントにコンセントスタビライザーやノイズフィルターを取り付け、家電製品の電源ケーブルにフェライトコアつきフィルターを取り付けた)などをやっては、これまで聞けなかった音が出てくるのに感動し続けました。これは、以前の電源ボックスではなかったことです。


    Possible-4 IIの設置について

    Possible-4Ⅱは「振動対策―αランク」と技術仕様の説明ページにある最上ランク、Sランクのさらに上を行っており、一般的にはもはやさらなる振動対策は不要かと想像していました。しかし、いざPossible-4Ⅱを設置するにあたり、私のシステムでは、両スピーカーの間に電源ボックス(床置き)を含む一連の再生装置をセットしてあり、振動の影響が大きいことに気づきました。一方、最近になってPossible-4Ⅱのモニターをされた何名かの方が電源ボックス用ボードTB400も使用されているのを知り、私も理想的にはそうしたかったのですが、私のオーディオ用予算を超過するので、代替案を考えました。使わずにしまってあったサンシャイン社のマグネシウム製オーディオボードS40の上に数枚まとめ買いしたマグネシウム超薄型制振シートV40の1枚を敷き、さらにそれまでライントランスフォーマーとフォノイコライザー用に使用していたアコースティックリバイブのクォーツアンダーボードTB-38H(2個)を載せ、Possible-4Ⅱの下に敷きました。大きな効果はあまり期待していなかったのですが、大きな変化がありました。これまで既に感じていた音の厚み、こくと透明感がさらに増しました。きっとTB400の方がさらに大きな効果があるのでしょうが、この頑丈な電源ボードの能力を十分発揮させるのには、振動対策は不可欠だと感じ入りました。

    この素晴らしい製品をモニターすることができ感謝するとともに、ご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

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