-
No.Pillar Ac-1 神奈川県 k . T様 2008年7月28日
モニター製品が届きました。
ありがとございました。
早速、聴いてみましたので、感想をご報告いたします。
今まで、何回かモニターに応募させてもらっています。
調べてみたら、こんなに応募していました。
PS-22TRB
EMV-15DC
RCA-TRLC/1.0
CDS-SPC/1.5
なぜ、こんなにたくさんモニターに応募しているかというと、どの製品もコストパフォーマンスが良く、
手放せない製品になっているからです。
今回、EMV-15DCの更に上位モデルが出るとのことだったので、即座にモニターに応募しました。
届いたときの印象は、EMV-15DCと同じ。
とても軽くて、定価10万円を超える製品とは思えません。
箱を開けてみましたが、EMV-15DCの時に感じたのと同じく、細く柔らかく、あまり高級感が無く、頼りなさを感じました。
早速、CDプレーヤー(マランツのSA-11S1です)に繋いで、聴いてみました。
比較対象は、国産他社の5万円くらいのケーブルとEMV-15DCです。
聴いた感じは、ザワザワした感じがなくなり、レンジがぐっと広がり、ベールをはがしたような感じでした。
何よりも音楽が良く弾み、聴いていてとても楽しいです。
今まで特に不満は感じていなかったのですが、一度こちらを聴いてしまうと、ちょっと戻れません。
EMV-15DC,Pillar Ac双方とも、これらの価格帯では最強の電源ケーブルではないでしょうか。
-
No.Pillar Ac-2 東京都 T . S様 2008年7月29日
モニターのPillar Acが届いてから12時間通電後の感想です。
私の視聴環境はスクリーン設置のホームシアターですので、
映画の再生時の音がメインとなります。
パワーアンプに接続したところ、一聴して前後の空間が広くなったことがわかりました。
セリフと効果音と音楽の前後の分離が良くなりました。
音の傾向は全帯域でフラットで、音を綺麗に表現するようです。
視聴の初めと終わりで変化があったので、さらに通電すれば変化するのでは
ないかと思います。
次は、プロジェクター(VICTOR DLA-HD100)に使用してみました。
プロジェクターに使用することはメーカーでは想定外のことかもしれませんが、
今迄いろいろなACケーブルを試しましたが、今迄で最高の映像が得られました。
画の奥行感、立体感、質感すべてアップしました。映像S/Nも良くなりました。
視聴時のソフトは「ライラの冒険」ですが、少女の着ている編みこみセーターの毛糸の質感、
立体感などは驚くほどの画質アップ、情報量です。
音のグレードアップを考えて応募しましたが、思わぬ副産物が得られました。
今回は良い機会を与えて下さいまして有難うございました。
-
No.Pillar Ac-3 東京都 R . S 様 2008年7月31日
この度はPillar Acのモニター購入の機会を頂きありがとうございました。
既にChikuma製品は何点か所有しておりますがその音質はすばらしい物ばかりでした。
今回も何も躊躇せず購入させて頂きましたが期待を裏切りませんでした。
商品説明に「聴感上の位相を整えた」とありました。
撚り線の長所である繊細さやしなやかさに単線にしか出せない位相の安定感が感じられました。
そして「音楽再生の中で一番再現性が難しい音色をきちんと再現できた」ともありました。
通常個性の強いケーブルでは音楽の中でどの楽器もその音調に支配されがちなのですが
このケーブルは各々の楽器がそれぞれ独自の表情を見せ起伏に富んだ音楽を聞かせてくれます。
S/N感が良く情報量も豊富で、ありがちなケーブル導体の純度からくる解像感とは違い決して細くきつくならず
厚みを持たせながら見通しの良い音場を広げてくれます。
今となっては下位グレードになってしまいましたがEMV-15DCでほぼハイエンド性能の出し切った感がありましたが
さらに高次元の再生音に本当に感心するばかりです。
今後ともすばらしい製品の開発をご期待申し上げます。
-
No.Pillar Ac-4 兵庫県 T . I 様 2008年7月31日
この度は、貴社電源ケーブルPillar Acのモニター購入の機会を頂き、ありがとうございます。
昨年モニター購入させて頂いたTRC-15HPとEMV-15DCの両電源ケーブルは、
取り回しの良さと何より癖の無い優れた情報の再現性で、
各々一般販売で追加購入させて頂いた程のお気に入りです。
今年の春にメインシステムのCDPを、
E社のSACDプレイヤー(某SHOPのチューン品です)に入れ替えてからは、
その滑らかさと厚みのある再生能力に魅せられて、
協奏曲や管弦楽曲など大編成のオーケストラを聴く機会がぐっと増えました。
しかし…我が家のシステムは2chオンリーで且つ、
スペースの制約からSPは同軸2wayホーンのブックシェルフ型。
今以上のスケール感や再現性を求めるならば、
SWを追加するかSP自体を買い換えるか、
はたまたスタンドの導入も含めて設置環境を大幅に見直すのか、
といった所でEMV-15DCを超える電源ケーブルPillar Acモニター販売開始のお知らせは、
私にとって渡りに船であった事は言うまでもありません。
前置きが長くなりましたが、
届いた商品を早速壁コンセント~電源ボックス間のEMV-15DCと入れ替えてみました。
壁コンセント(未交換・変換プラグ経由)~Pillar Ac(1.5m)~DMT-220B~EMV-15DC(1m)~SACDP
なおAMPへは上記DMT-220BからA社2Pケーブル(1.5m)×2本で左右各chへ独立給電しています。
接続直後から一聴して再生帯域が上下に伸長している事が聴き取れます。
弦や金管楽器の高音域は天井方向にまるで吸い込まれていくかの様です。
その一方で低音域は重奏部になると、
部屋の壁上のカレンダーだか鏡の表面だかが共鳴を起こしてビリつく程で、
今まで再生されていなかった音が出ている事は間違いありません。
そして何より…ステージの様子が立体感を伴ってこちらへ飛び出してきます。
上手く喩えられませんが飛び出す絵本を開いた時の感じ、
とでも言えばいいでしょうか。
それでいてワッと迫ってくる様な、
押し付けがましい印象は感じられないのが不思議です。
ただ…情報の再現性が格段に上がった事により、
以前よりどこか音が暴れ気味であったり、
ソフトを選びそうな過敏さの気配を感じつつ最初の試聴を終えました。
通電72時間後…二度目となる試聴を再開した私は驚きました。
音が丸くなった…とでも言うのでしょうか?
広帯域・高忠実でありながら、
どこかそれらを主張する所が感じられた接続直後の気配は鳴りを潜め、
ただどこまでも自然で心地いい音場空間が広がっていました。
綺麗だけど神経質ぽいとも取れた高音域の響きも、
部屋の壁をビリつかせていた重奏部の低音域も消えていました。
音楽を聴きながら本当に気持ち良くて、
このレポートの為に分析的に聞こうとしているのですが、
いつのまにか音楽そのものにどっぷりと聴き惚れています。
あまつさえ油断すると連日の暑さによる疲れの所為か、
そのままうたた寝を始めてしまう始末。
強いて現時点でのPillar Acの特長を一つ挙げさせて頂くとすれば、
それは「間(ま)の表現に優れる」という事でしょうか。
EMV-15DC以前の私のモニターレポートに於いても、
空間の再現性云々という表現をしてきましたが、
それらは一音一音の周囲に余韻を伴う空間の存在が感じ取れるということ。
例えばボーカリストの周りにも空間があり、
伴奏のギターの周りにも空間がある。
あぁ、このソフトが収録された場所はテレビ画面の様な平面なのではなく、
奥行きを伴った確かな空間なのだという事が判るレベル。
対してPillar Acになると漠然と空間を感じる…といったレベルを超えて、
空間と空間同士の関係性が浮かび上がる様に目に見えてきます。
先の例ならボーカルはここ、伴奏のギターはそこ、
というだけではなく収録空間の大まかな広さや壁からの距離、
もっと楽器が増えてオーケストラでも各パートの位置や相互関係、
前後左右の開きや雛壇の高低までもが目に浮かんでくる様です。
壁コンセント~電源ボックス間の僅か一本を交換するだけで、
ここまでのグレードアップを見せ付けてくれたPillar Acに、
私は俄然興味が湧いてきました。
一本でこの効果ならば、
更に電源ボックス~SACDP間を入れ替えてみたら、
どんな世界が待っているのだろうか…と。
本レポートの提出以前に貴社のご迷惑も顧みず、
2本目のPillar Ac(1m)を追加注文すると同時に、
一般販売のEMV-15DC(1m)を手配して余剰になる分と併せて、
AMP迄の電源ケーブル2本も一気に更新する計画を進行中です。
…その結果は次の機会に報告させて頂く事として、
これにてPillar Acの第一次(?)導入レポートを終えさせて頂きます。
ありがとうございました。
-
No.Pillar Ac-5 東京都 Y . O 様 2008年8月2日
今回もPillar Acのモニターに参加させていただき有難うございます。
さて、Pillar Acですが、本来ならば、壁コンセントー電源BOXをアップグレードするべきですが
モニターということで、一番、違いが分かりやすいSACDプレイヤー、DP700につないでみました。
約、1週間、使ってみた感想です。
EMV-15DCからの交換なので、正直、そんなには変わらないと思っていましたが、
とんでもない間違えだった事を思い知らされました。
まず、全体的に、これはチクマさんのケーブル、全てにおいて言えるのですが、音が何のためらいもなく
又、なんの引っかかりもなく、スムーズに出てきてスピーカーにまとわりつかない。
これは主にメッキレスという事が大きく物を言っていると思われ情報量が多い為だと思います。
そして、EMV-15DCとの違いは、透明感を維持したまま音に実体感が出てきた事です。
特にSACDを聴くと、ともするとEMV-15DCが、シンバルの音なんかで、響きは綺麗に出るが、
実体感が乏しくなる所をPillar ACではシンバルそのものが現れ、
そこから響きが三次元的に広がっていくのが良く分かる、
つまり周波数レンジ方向え、かなり広がっている証拠だと思います。
又、効果音等が、よりダイナミックレンジが広くくっきり聴こえハッとすることもままあります。
そして、なによりその実体感がでてきた音が非常にイキイキして楽しく立ち上がってくる。
SACD部分だけ換えてもこれだけ効果があるので、壁コンー電源BOX,又他の機器の電源ケーブルも換えたいですね。
-
No.Pillar Ac-6 東京都 A . N 様 2008年8月4日
以前、EMV-15DCをモニターさせて頂いた者です。
EMV-15DCはオーディオ的にも音楽的にも優れた製品で、
これ以上の電源ケーブルの必要性を感じさせないものです。
今回、EMV-15DCのおよそ2倍の値段が付けられたPillar Acのモニターに応募させて頂いたのは、
これ以上よくなる余地がなさそうなのであまり変わらないかもしれないという不安を抱きながらも、
果たしていったい何がどう変わるのかという興味からです。
それでは 、私の感じたPillar AcとEMV-15DCとの違いについて述べたいと思います。
実は予想では「高域と低域がより伸びて力強さがさらにアップし、
オーディオ的にグレードアップする」というものでした。
実際は、勿論それらの項目も確実にグレードアップいたしますが、
一番大きな違いは「音楽を聴いたときの感動が桁違いである。」という事です。
例えば、今までは感情を抑えたクールな演奏と思っていたの曲が、
演奏者の感情がひしひしと伝わり胸を打つ曲に変わりました。
普段聞くのはクラシックやジャズですが、
Pillar Acに代えてからはそれらに比べて録音があまりよくないポップスまでも目の前で
感情豊かに自分の為に歌ってくれているような気持ちになり、
以前は楽しめなかったソフトも実は感動的な音楽であったのだと気づかされます。
この表現力はデジタルでは味わえなかったアナログレコードのもの、
或いはそれをも凌駕したものと言えるのではないかと思います。
(誤解のないように付け加えますが、EMV-15DCも他のケーブルに比べれば遥かに音楽的で十分感動できます。)
私にとっては、全く想像すらできなかった変化でした。
今回もPillar Acのモニターをさせて頂いて大変感謝しております。
引き続き素晴らしい製品を世に送り出してくださいませ。応援しております。
-
No.Pillar Ac-7 千葉県 K . O 様 2008年8月6日
この度は、貴社電源ケーブルのPillar Acのモニター購入の機会を頂き、ありがとうございます。
モニター購入は初めてで、かつ拙い表現とはなりますが、感想を述べさせて頂きます。
なお、比較は海外製C社の定価10万円程度の製品になり、使用機器はE社のSACDプレーヤーです。
比較した電源ケーブルは主に実体感の良さを考慮して使用しておりましたが、
Pillar Acでは、その実体感に加え、音場感及びレンジの向上、そして情報量が多いにも関わらず、
比較のケーブルで時々感じた音の刺々しさがなくなり、スムーズに聴こえるようになりました。
音場感が向上すると、ともすれば実体感が希薄になりがちですが、そのようにもならずに
生き生きと音楽を聴かせてくれます。この点が個人的には一番良かったところです。
また、ケーブルの持つ個性の強さや単純な性能の良さだけで音楽を聴かせるのではなく、
音楽そのものの良さを伝えてくれるケーブルでもあると思いました。
今後も貴社の素晴らしい製品開発を応援しております。
-
No.Pillar Ac-8 東京都 T . K 様 2008年8月9日
この度は、Pillar Acのモニター購入させて頂き、ありがとうございました。
既に貴社の電源タップ75M-22TRBを使用させてもらって大変満足しており、
今回初めてモニター購入させていただくことにしました。
CDプレイヤーに使用して100時間経過しての感想になります。
感想メール作成のため、改めて以前使用していたものと比べてみました。
まず、CDプレイヤーをさらに上のグレードにしたかのような音質で、解像度がアップし、
クリアで細やかで、分離感も素晴らしく、そしてハイスピード。
情報量が確実にアップしたことがはっきりわかります。
更に驚いたのが、以前まではなんとなくだった空間がはっきりと目の前に存在してるところです。
楽器同士の空間が完全に繋がりとても自然な音色で、
音が空気に溶ける時のリアルさは本当に素晴らしく、大変感動いたしました。
Pillar Acのおかげで、音楽を聴くことが以前よりも更に楽しくなりました。
これからもこのような素晴らしい製品の開発を心から期待しております
-
No.Pillar Ac-9 東京都 N . N 様 2008年8月11日
1週間のエージングが完了し、そろそろ落ち着いてきましたので遅ればせながらレポートをまとめさせていただきます。
まずは、このケーブルの第1印象ですが、外観は平均的で特にインパクトのあるものではありません。
ただ、その「しなやかさ」は特筆もので、被服外径のわりには非常に取り回しが楽であると感じました。
現有の「硬い」、「曲がらない」、「ねじれない」ケーブルたちと較べると物足りないくらいですが、
ケーブルを直線で取り回すことができるようなスペースに恵まれない拙宅のよう環境では大変ありがたいメリットです。
さて、今回のモニターに際しては、
その実力をしっかり受け止めるために壁コンセントからL社ユニバーサルプレイヤーまでの
シンプルなライン構成で現有ケーブルとの比較を行なうことにしました。
はじめに結論を書いてしまいますが、このPillar Ac、実に不思議な魅力を持つケーブルです。
セットしてエージングを開始。当初は中低域の音像がはっきりせず、48時間を過ぎても奥行きが足りない・・・、
とオーディオ的には疑問符のつく音質でしたが、何故か「音楽」だけはしっかり聞こえてくるのです。
いつもであれば、試聴はアイドリングも兼ねて1曲目、2曲目、そしてチェック用楽曲、と進むことにしているのですが、
気がつくと1曲、2曲、3曲、4曲・・・とリズムを取りながらSACDに聞き入っていました。
しっかりした中低域に支えられた必要十分な高域。
細かい音は聞こえなくとも音楽が聞こえるのだからそれで十分かも・・・。
そんな気にさせられる不思議な感覚です。
でもエージングが72時間を過ぎたあたりから大きく変化しました。
SACDのボーカルは、ほぼパーフェクト。
自然な音像と音楽性が両立します。
これまで装置側の特性と認識していた「ほんの僅かながら神経質な面を持つSACD出力」から、
このような音楽的な音が再生されたのは大変意外でした。
一方のCDですが、拙宅ではML社のDACを併用している関係上、正直なところ、
音の方向性からPillar Acとの相性を懸念していたのですが、
CDを再生したとたん、それは単なる杞憂であったことを理解しました。
中低域が肥大化することもなく、ほぼナチュラルバランスで定位します。
再生の難しい混声合唱のディスクでも、それぞれのパートが確認でき、
しかも全体がハーモニーとして見事に調和しています。
現状で強いて課題を挙げるとすれば、それは高さ方向の音場感でしょうか。
このソフトに録音されているホールの天井はもう少し高かったような気がするのだが、
ちょっと小振りになったような・・・??
実に贅沢な悩みですが、改めて1クラス上の価格帯の現有ケーブルと比較した時、そんな疑問を持ちました。
とはいえ、多くの項目が現有ケーブルと互角以上ですし、192時間を過ぎてまだ変化が続いていますので
現有ケーブルとの入れ替えも時間の問題なのかも知れません。
このたびは、貴重な機会をいただき大変ありがとうございました。
-
No.Pillar Ac-10 愛知県 M . K 様 2008年8月11日
Pillar Acのモニターに参加させていただきありがとうございました。
まだ、エージングの途中ですが、既に大きな違いが認められましたので報告します。
現在は、200Vクリーン電源環境で、デジタルアンプ、ハードディスクプレーヤー(アンプとはデジタル接続)ともに
御社の電源ケーブルEMV-15DC、スピーカーケーブルCDS-SPCを使用し音色豊かな音楽がいきいきと流れており、
これでも大変満足しておりました。
今回、ハードディスクプレーヤーにPillar Acをつなぎ変えてみましたが、
さらにSNが改善され、レンジが広がり、位相がそろった上で、
立体感、音場感、実在感、ダイナミクスが大きく飛躍されました。
例を挙げると、弦楽器の激しさと絶妙なハーモニーの美しさの共存、
ピアノの芯のある力強さとフェルトの感触までわかるかのような柔らかさとの両立、
自然な音楽の立ち上がりと空間にまるで溶けていくかのようなピアニッシモの消際の美しさ、
オーケストラの情熱的でダイナミックな目に見えるかのような演奏と壮大なホールトーン、
がうまれるようになりました。
すばらしい、のひとことです。
単なるオーディオ装置が音楽の情感までをも再現しはじめ、
まるで瞬間的に別の時空へトリップさせてくれるような新たな魅力を持ち始めております。
-
No.Pillar Ac-11 東京都 H . O 様 2008年8月13日
この度は貴社製品のモニターに参加させていただき、ありがとうございました。
今回応募させていただくきっかけとなったのは、
以前購入した電源ボックス75-22TRBによって大きく音が好みに近づいた経験があったからです。
早速壁コンセントからCDトランスポートへとPillar Acをつないでの第一印象は、
圧倒的なエネルギー感と中低音の美しさです。
普段高音寄りのケーブルを使用していたこともありますが、
エージング24時間後程度からは更にそれを上行く高音の抜け、
分解度も感じることができるようになりました。
75-22TRBでも感じられたどこまでも濁りのない透明感あふれる、高S/N比、高分解能に加えて、
単にパワフルという言葉では相応しくない主張しすぎない美しい低音を加えた
極めて音楽的に優れたケーブルだと思いました。
更にうれしいことに、普段5万前後の他社ケーブルを交換してもあまり効果が感じられなかった
D/Aコンバーターやヘッドホンアンプなどの音色も確実にランクアップした実感が得られました。
これからも素晴らしい製品の開発に期待しております。
-
No.Pillar Ac-12 広島県 T . O 様 2008年8月13日
見た目は必要ないとはいえ、製品の質として丁寧に製作されているのは好感を持ちました。
クリーン電源(ARAY)とヘッドホンアンプ(HPA-20)の間で使用していて、直接比較は国内A社の10万のものになります。
変更してしばらくは付属に戻したような曇った音で、エージングで大きく変わるタイプのようです。
A社に比べると、中高域が少し大人しくなりますが、中低域の情報量はPillar ACの方があり、
全体の繋がりが滑らかになります。
A社もこの製品の頃から、精度に加えよりナチュラルな傾向になっているのですが、
Pillar Acに比べると音に張りがあります。
正直、想像以上の完成度で、素材を考えるとA社以上の情報量を引き出している部分もあるのは驚きました。
纏めると、情報量が多く重心が下がり誇張感のない音、になると思います。
ChikumaのConceptをそのまま製品化(取り回しも自然でストレスがないのも含め)したのは見事の一言です
-
No.Pillar Ac-13 静岡県 N . K 様 2008年8月14日
Pillar Acのモニター報告をします。
長い間、ホームページ上で予告していた、ACケーブルで気になる存在でした。
私のChikuma製品との関わりは壁コンセントプレートの75WCP-301から始まりましたが、
次に弩級の電源ボックス75M-14EVを使用したときから、
HP上に紹介される製品の特徴に誇張は無くしっかり検証された内容と信頼を厚くしました。
オーディオについてあまり過度にアクセサリーやケーブルを多用することは避けたいと考えてはいるものの、
電源やインコネ等の機器の影響や効果の大きさについて経験が進むと、
システムにバランス良く作用させる組み合わせを考え試行するのもオーディオの楽しみになりました。
私の機器はほぼハイエンドミドル級です。
使用するACケーブルやインコネ関係はハイエンドエントリーといった具合です。
今回はCDPの電源としてPillar Acを使用したいという思いと、思ったような結果がでるような予感がしました。
Pillar Acは届いてからほぼ72時間は通電し、その後試聴に入りました。
対するケーブルは数年前までは評判の高かったドイツの5万円台のAケーブルと、
国産では人気のある13万円台のBケーブルです。
Aではノイズを下げられる機能があり、長年CDPに使用していましたが、
解像度が今少し物足りないのと時に雑味を感じることがあり、
付属のケーブルとの差もそれほど優位性を感じたことはありませんでした。
BケーブルはSN、伝送能力、解像度なども海外ハイエンド品に負けない能力があるケーブルですが、
Pre,Main AMPに使用しておりCDPにも使用することで、圧倒的な解像度ではあるものの、
私の感じる音楽性とか長時間聞き続けるのにどうだろうかという観点から、
次第に音像が肥大して平面的な表現に思えてきて、
もっとゆったりと音楽が聞こえてくる必要性を感じました。
Pillar Acは受け取った時、
他の方も感じているように下位のケーブルとどこが違うのか判らないような頼りない外観や太さでありました。
しかし試聴を始めると、すぐに「良かった!」と不安が一掃されました。
Pillar Acはどういう理屈かわからないが、確かに上流の信号を正しく整頓し、
それが位相を整えるということなのかもしれませんが、肥大していた音像はリアルなサイズに戻り、
CDPにワードクロックを使用したときのような、ゆったりと音楽を正確に刻みはじめたことが実感できました。
また予想しなかったこととして、
音質もピカピカしたハイエンド風味の音の傾向から陰影がはっきりし立体感が出てきました。
またすごく自然な音質に変化して、これは私の好む方向でした。
そして音を気にして分析的に聴くことはせずに音楽に集中できました。
これは素晴らしいことだと思いました。
-
No.Pillar Ac-14 神奈川県 K . K 様 2008年8月14日
Pillar Acのモニタ販売をして頂き、ありがとうござます。
届いたPillar Acの外観ですが、
シールドチューブが今までのチクマ電源ケーブルのシンボルとも言える無色グレーから模様付きの黒に変わり、
見た目の高級感も向上したように思えます。
そして試聴ですが、まず、
電源タップからCD/SACDプレイヤへ接続していた米国A社の実売650ドル程度のケーブルと交換しました。
交換前のA社製品ですが、中庸ではあるものの、
以前から使用しているEMV-15DCと比較すると解像度や音場感で不満があり、
EMV-15DC等のチクマ製品への入れ替えを密かに考えていました。
ちなみに、今回の購入により、
今回の試聴環境での壁コンセントより機器側のラインナップは下記のチクマ製品になりました。
------------------------------------------------------------
壁コンセント⇒電源タップ(75M-22TRB):EMV-15DC
電源タップ⇒プリメインアンプ:DM22EVTセットの電源ケーブル(*1)
電源タップ⇒CD(/SACD)プレーヤ:Pillar Ac (New!)
(*1)EMV-15DCベースのコストダウン・モデル
------------------------------------------------------------
早速、エージングなしに試聴。
音が出た瞬間からPillar Acの良さが実感できました。
簡単に言うと「すごく自然な音! 実在感がある!」という感想です。
高音、低音ともフラットに上下へ伸びています。
また、中低帯の厚みもありながら解像度も素晴らしい!
音場は、前後、左右、上下方向とも広がりました。
特に前後方向は、後ろ側で鳴って欲しい楽器やハーモニが後ろ側に聞こえます。
また、中低帯の厚みが増した事との相乗効果か、重心も下がり、ボーカルの音像も少し低くなりました。
実は、この点、スピーカーを入れ替えた時にボーカルの音像が高くなり違和感を感じていた事でしたが、
見事に解消されました。
これは電源ケーブル交換で解消されると思っていなかった為、少し驚きでした。
上記のような結果から、音楽を今まで以上にストレスなく、心地よく聞いていられます。
その後、エージングも進んだ状況での傾向は大きく変わりませんが、滑らかさが増し、
音場感も更に向上したように感じます
次に、壁コンセント⇒電源タップ(75M-22TRB)間のEMV-15DCと電源タップ⇒CD(/SACD)プレーヤ間の
Pillar Ac を交換して試聴しましたが、Pillar Ac の良さが、更に出ている印象です。
暫くは、この環境で音楽を楽しみたいと思っています。
Pillar Acは、電源ケーブルとしては高額な商品だと思いますが、
再生機器を上位の製品へ入れ替えた時と同様の感動や効果を味わえる事を考えると
コストパフォーマンスは高いと思います。
これからも素晴らしい製品の開発を期待しています。
-
No.Pillar Ac-15 長野県 M . M 様 2008年8月17日
久しぶりに貴社のモニター販売に参加させていただきました。でも、参加するかどうか、かなり迷いました。
といいますのも、決していいオーディオ装置を所持しているわけではないため、
価格に見合うだけの価値が見いだせるのかどうか疑問だったからです。
でも、そんな疑問も使い始めて直ぐに消えました。重厚なブラス、艶のあるストリングス、
いままでに聞いたことがない音がしました。
電源ケーブルを変えるだけで、ここまで音が変わるとは信じられませんでした。
素晴らしいケーブルをありがとうございます。これからも、この音を続けてください。
-
No.Pillar Ac-16 東京都 A . I 様 2008年8月17日
千曲の物は今まで電源タップと電源コードを何種類か試した事があるのと現在も使用中の物もあり、
今までよりもレベルの高い電源コードが発売との事で興味津津。
早速モニターに申し込ませて頂いた。
申込から約1週間後。無事に届き、ワクワクしながら箱を開けると同じ値段帯のものと比べると
サッパリとした電源コードがそこにある。
ただサッパリと言っても、作りが荒いわけではなく、必要なものを最小限に絞って作ったような感じがした。
コード自体は細めなので、コンセントやタップにはさしやすい。
まずはプレイヤー(STUDERA730)に繋げて聞いてみる。
ハッキリ言って驚いた。
静寂感。
空間描写が今までに体験した事のない音になっている。
エイジング前なので中音、低音にザラつき、バランスの悪さはあるが、
キンバーやMITのコードにはない音の変化があり、
エイジングが終わる頃にはどんな音になるか大いに楽しみな感じだ。
3日間24時間通電をし、聞きこんでみる。
うーむ。
前記した中音、低音のザラつきは減り、バランスも良くなった。
解像度の上昇もみられる。
気になった点はエイジングで確実に減った。
ただ難を言えば音色はカラフルではない。
ハイスピード、解像度重視の人には持って来いのコードであると思う。
音色はその分固めで、詰まった感じがある。
今回、モニターをさせて頂き、大変有意義だった。
とても特徴のあるコードで、常にレギュラーで使うかどうかは
その人の好みによるところだと思うが、1本は持っておいて損はない。
それ程、面白く、他にないコードであると思う。
静寂感においては、他の追従を許さない。
私はこのコードに関してはオーディオをやっていく上で、売ることなく持ち続ける自信がある。
そんなコードである。
-
No.Pillar Ac-17 神奈川県 H . U 様 2008年8月17日
Pillar Acは、御社Webで大分まえから告知されてはいましたが、中々デビューには至らず、
待ち草臥れた処にモニタ販売のお知らせがあり、そそくさに申し込みをしました。
で、結果から述べますと期待は裏切らず、
ベースになっていますEMV-15DCの更に上を行く満足な製品になっています。
ただ、製品見た目はEMV-15DCより少々値段が高いかな程度の印象ですが、
黒基調のジャケットと白チューブの組合せは、
コントラストが付いてメリハリがあって好感が持てました。
それから、EMV-15DCのプラグ部に在りましたラベルシールは、今回の製品には付いて無く、
音変化のおまけ付き体験を期待していた一人としては、凄く残念です。
今回のモニタ報告は、EMV-15DCのモニタ報告同様にヘッドホンで行いましたが、使用ヘッドホンは前回と違って、
オーディオテクニカ製低価格帯のポータブルヘッドホンATH-FC700と、
少々高級な耳掛け式ヘッドホンATH-EM700Tiで行い、
前回のモニタ報告同様に、
PSオーディオのUltimate Outletと御社の電源BoxDMT-220B間のEMV-15DCとの交換で行いました。
(EMV-15DCのモニタの時は、CPC-750Mでした)
使用しましたヘッドホンアンプはレジスター製NX33ですが、BALANCE出力からじゃなくNORMAL出力からとし、
インフラノイズ製HML-230を介しての接続です。
尚、NX33は、定位感がイマイチなところが見え隠れしますので、アイソレーショントランスのアース極性切替を
NORMAL側からBALANCE側へ切替えて、聴感上の定位感を良くしています。
EMV-15DCでのATH-FC700
CD盤が悪いソースは、音場が低い位置へ降りて来ず、高い位置での遠い音で鳴ります。
上下に伸びる傾向の音ですから前後の空間的な距離を感じる音には乏しく、
ただ音を出しているだけな印象が高い傾向の音でもあり、
天井が高い音とも言われる音でもありましょうか。
例えば、この組合せで音場を低い位置へ下げる、降ろすには、
CD盤にACOUSTIC REVIVE製のRDシリーズで消磁したり、
ナノテック・システムズ製のNESPAを使いますと、
ATH-FC700でも低い位置へ音場が降りて来て前後の広がり感も出て来ます。
EMV-15DCでのATH-EM700Ti
このATH-EM700Tiは、耳掛け式ヘッドホンの中でも中々侮れない定位感を魅せ、
ATH-FC700因りも高い製品だけあってか、
CD盤が悪いソースでも音場が低い位置へ降りて来ます。
けれども、高音域の表現は今一歩及ばずで、天井が高い傾向の音表現で鳴り、
音の押し出し感もそれ程高い印象は無く音が近い感覚です。
(AT製品で言われがちな音ですが、アルミハウジングのATH-EM700因りは良い傾向です)
Pillar AcでのATH-FC700
CD盤が悪いソースで、音場が低い位置へ降りて来るのが一聴で判り、
EMV-15DCを使っては入り込めなかった領域の音が出る様になって来ます。
けれども、高音域の位相追従性はATH-FC700の値段なりなところでしょうか、
充分な沈み込みが出来なく高い位置で鳴ってしまいます。
この辺りの音は、EMV-15DCでのATH-EM700Tiの音表現に似ていて、
やっとこ力を出して来たけれど頭打ち感があって、
これ以上の表現は次のステップですょと、お知らせをしている感じです。
更に、ATH-FC700で上質な音を出させてあげるには、
電源BoxをDMT-220Bからcomplete-4辺りにしないと駄目な感じでしょうか。
(Pillar Acのレベルを見ると、試したい製品で、次の標的?)
Pillar AcでのATH-EM700Ti
元々、EMV-15DCでも音場の低い音を出していましたが、
天井方向への拡がり感は少なくなって天井方向の高さが無くなった分、
前方への押しが高い、目の前にポッンと綺麗な高音が現れ、
如何にも位相が良くなって定位感が更に上がった印象の拡がり表現になります。
像がピン、スポット感が高ければ、自ずと上下左右の拡がりは狭くなり塊になる傾向ですが、
融合感が増した音は癖になりますし、
遠くから届く距離を伴った音はリアル感を増しても来ます。
尚、押しが高い音はハウジング位置も意識し難い傾向でもあり、塊って悪い印象に採られるかも知れませんが、
決して悪い傾向の音ではありませんし、前後の距離感が出る音は、
他の音に邪魔され難く塊となっても聴き易いです。
まとめ
耳掛け式ヘッドホンは、耳掛け故の音逃げがあり低音がか細い印象が出てしまいがち。
EMV-15DCとの組合せでは、中音域から高音域主体の音線が細い印象がありましたが、Pillar Acは違いました。
Pillar Acは耳掛け故の音逃げが在るものの、音逃げした音を補う位の太い音を出して来ましたし、
中高音の音色も柔軟で弾力に富み、更に従来の音に磨きが掛かった印象です。
また、ATH-FC700の音も然りです。
太い音だけど、温めがち傾向の音から脱皮してきた如しの切れがある音で柔らかい。
中高音もATH-EM700Ti程の精彩さは在りませんが、綺麗で混濁感が少ない音色を聴かせます。
このクラスでも結構な変化を齎すPillar Ac。
前回モニタしましたATH-W5000で試聴しなくても、
製品性能を引出し良い音で聴かせてくれる実力は流石で、Pillar Acの完成度の高さが伺えます。
また、電源Boxのcomplete-4も試したくなる音質変化でした。
-
No.Pillar Ac-18 大阪府 M . T 様 2008年8月18日
使用箇所は①電源コンセントと電源タップ間②電源タップとCDプレーヤー間の2本です。
電源タップは75M-14EVです。他の電源ケーブルで使用していましたが満足できなくて、
Pillar Acのモニター販売を待っていました。
結果はとても満足しております。
これ以上の音を望むには、スピーカーの交換しか無いでしょう。
今後も、良い製品を期待しています。
-
No.Pillar Ac-19 兵庫県 T . I 様 2008年8月18日(No.Pillar Ac-04に続き二回目)
この度は、貴社電源ケーブルPillar Acのモニター購入の機会を頂き、重ねて御礼申し上げます。
本レポートは、既にNo.4としてご掲載頂いているモニターレポートの後日談となります。
壁コンセント~電源ボックス間へのPillar Ac導入の結果に気を良くした私は、
引き続き電源ボックス~SACDP間へもPillar Ac導入を試みました。
更に電源ボックス~プリメインアンプ間の二本の電源ケーブルを、
Pillar Ac導入に伴い余剰となった分+新規購入分を併せて、
EMV-15DCへと一気に入れ替えてみました。
壁コンセント(未交換・変換プラグ経由)~Pillar Ac(1.5m前回導入)~DMT-220B~Pillar Ac(1m今回導入)~SACDP
なおAMPへは上記DMT-220BからEMV-15DC(1m)×2本で、
左右各Chに独立給電しています。
CD再生に関わる現在4本の電源ケーブルの内3本を入れ替えた上に、
その内の2本は未エージングの新品ケーブル。
更に前回の導入分も含めると、
全ケーブルをごく短期間に入れ替え・異動するという無謀極まりのなさ。
…グレードUPの確信あってこその決断でしたが、
案の定大幅入れ替えの影響で音質が安定するまで時間を要し、
加えて耳の方も前回導入時点での音に慣れきっていなかった為、
落ち着いて入れ替え結果を評価できる状態になるまで、
随分と時間が掛かってしまいました。
で、現在の通電経過時間は約120時間。
中国雲南省の民族音楽を聴けば、
土笛(?)の耳を刺す様な高域の鋭い響きから、
鐘や銅鑼の金属感に満ちた響きの消え行く余韻まで。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴けば、
太く伸びやかな弦の響きと強奏部の厚みと押し出し感とが、
僅か口径10cmの同軸2wayホーンユニットから迸り出ます。
楽曲の進行に伴い音色も刻々とその表情を変え、
まるで色鮮やかな万華鏡を覗き込んでいるかの様です。
…これだけ音楽を饒舌に語りながら決して押し付けがましくなく、
自然さと心地よさを失わないその響きに、
いつもよりボリュームを上げている筈なのに、
気が付けばまたウトウトと居眠りを始めてしまいます。
正に非の打ち所の無いグレードUP…と締め括りたい所ですが、
実は通電約100時間を経過した時点で、
プリメインアンプの電源ケーブル2本を元に戻してしまっています。
EMV-15DCが、
これ迄の使用環境において非常に優れた電源ケーブルである事に疑いの余地は無いのですが、
今回の使用条件では緻密さと静けさ感には優れるものの、
拡がり感と躍動感においてはショップブランドでもある
A社2Pケーブル(1.5m)の方が好ましいという結果に落ち着いた為です。
当のプリメインアンプ自体が同じA社のオリジナル品という点で、
元の電源ケーブルとの相性がずば抜けていたという事なのかもれませんが
、
単純に好印象のケーブルを闇雲に投入しても、
目指している音に近付けるとは限らないという今回の結果に、
オーディオの難しさと奥深さを改めて感じました。
結局…Pillar Acの導入が2本になった事による効果なのですが、
正直な所1本目導入時程の衝撃はありませんでした。
しかし、
まるでステージの奥まで見通せるかの様な音場の透明感の向上と、
特に前後方向への奥行き感の拡大は、
2本同時使用ならではの相乗効果と思われます。
また、ブックシェルフ型のサイズを感じさせない…と言うよりも、
「サイズの限界を超えた」とも言うべき鳴りっぷりの印象も、
主に2本目導入以降のものと感じられます。
気が付けばSW追加などという考えも消えてしまっており、
当初より振り返ってみればかなりの音質改善が成された模様です。
これからもより広い分野で、貴社の優れた製品の登場を心待ちにしております。
ありがとうございました。
-
No.Pillar Ac-20 東京都 M . S 様 2008年8月19日
この度はPillar Acのモニター販売をしていただきましてまことにありがとうございました。
到着してから10日あまり経過し落ち着いた感もありますのでEMV-15DCとの比較で簡単ながらレポートさせていただきます。
今回のPillar Acはかなり期待度が高い製品でした。
それは前回のEMV-15DCが期待以上の性能を持ち合わせていた製品であったためです。
このEMVは変な強調感もなく付帯音を付けず芯のある音を出してくれており、
コストパフォーマンスが非常に高いと感じさせる製品です。
惜しいのはこのEMV-15DC、低域方向がネックと感じられることでした。
なぜならパワーアンプに使用した際に低域がかなり薄く感じられたためです。
この辺りが克服されていることを望んでいたのと同時にどのようにしてくるのかが期待度を高くさせました。
到着したPillar Acですが外観はEMVと同様少々頼りない感じのケーブルでした。
逆に取り回しが良いので使い勝手は非常に良い製品と個人的には思っておりますが
値段とのギャップは大きいかもしれません。
取り替えたのはCDPのケーブルで通電した当初はピーキーな部分もあるように感じましたが
この辺りは数日が過ぎて落ち着いたようです。
取り替えて当方の環境において感じられたのは「低域方向の改善がみられたこと」
・「密度と厚みが出たように感じられたこと」です。
高域方向へもより伸びたように感じますがスペック的なことよりも
「余韻・消え方・間」などの表現がより自然に感じられるのがEMVとは一線を画すところなのではないでしょうか。
パワーアンプにも接続してEMVと直接比較を行なってみましたが
正直なところ低域方向にはまだ物足りなさを感じました。
ですがEMVよりも低域は確実に伸びておりますしこの辺りは好みの範疇かもしれません。
当方のシステムではCDPなどの前段機器に使用するのが一番性能を発揮している感じがいたしました。
このPillar AcはEMV-15DCに代わる外せない製品となりましたので大切に使用させていただきます。
今後も御社の素晴らしい製品に期待しております。
-
No.Pillar Ac-21 東京都 M . O 様 2008年8月25日
Chikuma の音を信頼し、使い続けだいぶ経ちました。
初めてオーディオ専用の電源BOXや電源ケーブルを購入したのが Chikuma なので実に長い付き合いです。
『現在手放せない屈指の電源ケーブル DMC-75M』
リファレンスとして未だに愛用し続けるその音質は唯一無二。
トランジェントを最重要視したこのアイテムは既に販売終了。
後発で出てきた新電源ケーブルはコネクタが3Pになり
精巧なアルミ製のネジは採用されませんでしたね。
音質も DMC-75M と入れ替えるまでには及ばず。
『突然現れた Pillar Ac という最新の最高級ケーブル』
遂に DMC-75M を間違いなく超えるであろうケーブルの登場!!
胸躍りましたが発表されてから発売までに長らく待ちました。
開発に妥協を許さず信念込めたがゆえのことだと思います。
ついに入手して実物を手にした時、すぐに気づきました。
丁寧に精巧に組み立てられており、ケーブル自体が
以前より太く、被服もしっかりしたものになっています。
とりあえず3日間通電してみた後、本格的な試聴に入りました。
比較したのは勿論 DMC-75M です。
一聴して感じたのは中低域の押し出しが強力でした。
以前の Chikuma サウンドでは感じられなかった特長です。
かといって高域をマスキングしてしまうような副作用は皆無。
力強いのにうるさく感じないのでボリュームをどんどん上げて
楽しんで音楽を聴いてしまっている自分がいました♪
今回一番効果的だったのはユニバーサルプレイヤーです。
アンプ側にも使ってみましたが前段機器のほうが向いているようです。
アンプ側には DMC-75M を使ったほうが良好なバランスでした。
とくにSACDのマルチチャンネル(アナログ出力)が最高です♪
ここの5.1Ch接続は 同じ Chikuma の RCA-TRLCを6本使用しています。
相性が抜群なのか、とにかくフラットかつ生々しいサウンドである。
Pillar Acは、素材のスペックよりも聴感を最重要視して
Chikuma の理念で作られた最高峰ケーブルだと思います。
ただ通常定価が10万円以上というのが敷居が高く
今回のようなモニター価格で入手できたことは幸運であります。
それを考えると DMC-75M のコストパフォーマンスは素晴らしい。
未だにアンプ側では他の追随を許さず活躍中という快挙。
両ケーブル共に大事に、一生使い続けようと思いました。