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No.Accuracy-01 東京都 M . Y 様 2013年12月03日
初めはLatent AcⅡの貸し出しをお願いしたところ
我が家に届いたのは、なんと後継機種試作品(Accuracy Ac)でした。
早速プリアンプ、マッキントッシュC46につなげ
音を出した途端、あまりの違いにびっくり
それはまさにボケボケの裸眼で見ていたものが
ぴったりピントが合った眼鏡で見る感じ。
バイオリンがフルートが、すぅーっと奥に広がって
はっきりくっきり見える見える。
特に驚いたのはティンパニと太鼓の違いが判るだけでなく、ティンパニの音が空気を震わす感じ。
鳥肌が立つほどまで再現ができるとは正直思ってもみませんでした。
正直ここまで変わるんかい??
変わりすぎかもしれない。
ただこの精細な絵はたしかに若干コントラストがあって
細い輪郭がはっきりしている分ドライですが、
けっして固く冷たい音ではないのです。
「うん、いいかもしれない。」
これで決まりと思いかけた瞬間、別の興味が頭にわいてきます。
この中堅クラス(Accuracy Ac)でここまでなのだから、最上級クラスはどんなだろうと。
そこで早速チクマさんにお願いして、Tuneful AcⅡと比較試聴することに。
Tuneful AcⅡは確かに試作品より情報量多く、解像もよかったです。
音のしなやかさ、しっとり感、諧調感は最上級にふさわしいもの。
逆にAccuracy Acに比べ輪郭は甘く、コントラストが弱い。
ただこれはこれで目指す方向性が違うようにも感じました。
今の私の目指す音の方向性には、高性能な広角レンズのような中堅Accuracy Ac
のほうががマッチベターだと思いました。
今更ですが、ケーブルは単体での絶対評価などあてになりません。
やはり組み合わる機器の相性が一番でしょう。
そして最終的にそれが自分の好みかどうか。
実際、Accuracy AcをCDプレーヤー エソテリックK-03につなぐと
なぜか音に元気がなくなります。 理由はよくわかりません。
また私はマッキントッシュのプリにつないでいますが
いわゆるマッキントッシュの傾向とは異なるかもしれません。
そういった意味でまず自分のシステムにつないで
試聴することが大事。
そして最終的に自分の耳で判断することでしょう。
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No.Accuracy-02 兵庫県 Y . O 様 2013年12月04日
貴社のAccuracy Acを購入して約2週間が過ぎ、
ほぼ音も落ち着きましたので感想を述べたいと思います。
一言で言うと、大変満足しております。
詳細を述べる前に拙宅のオーディオのメインシステムを記しておきます。
SACD/CD Player: Accuphase DP-700
Digital Voicing Equalizer: Accuphase DG-38
Control Amplifier: Accuphase C3800
Power Amplifer: Accuphase P7000
この機器のうち、パワーアンプにだけはAccuracy Acと同価格帯のH社の電源ケーブルを用いていますが、
その他は純正を使用しています。一番新しく購入したのはプリアンプのC-3800 なのですが、
この純正ケーブルはアキュフェーズが力を入れて開発したと宣伝している通り、
かなり音質に影響している印象を受けました。
そこで、この際SACD/CD Playerにももう少し良い電源ケーブルを奢ってやれば
あと一段の音質アップが得られるのではないかと考えました。
ただ、高いケーブルならどこでも良いというわけでもありませんし、
最近は近くで気軽に試聴させてもらえるオーディオ店もなくなってしまいました。
そこで思い出したのが御社Chikumaでした。
以前から友人からの個人的な情報やSNSなどでの評判が良く、
気になっていたメーカーだったのですが、残念ながら試聴の機会に恵まれず、
今までご縁がありませんでした。
早速ホームページを拝見すると無料貸し出ししていただけるとのこと、
実はもっと安いLatent AcⅡという機種を貸し出し依頼していたのですが、
生産中止のため代替機としてこのAccuracy Acという新モデルが届きました。
これを使用させていただいて大変良い感触を得ましたので、
早速1.5Mのものをモニター購入させていただきました。
このケーブルは撚り線5芯という事ですが太さはそれほどでもなく、
見かけは失礼ながら定価ほどの値段がするように見えません。
しかし、逆に言うと取り回しは非常に楽です。
ぶっとくてがちがちのコードには辟易してるのでこれは好印象でした。
コンセントの上の白い部分がぐらぐら揺れるのですがこれは解説にある
「プラグ用振動減衰構造」だと思われます。
早速DP-700とタップの間につないでみました。
一聴したところでは清澄で素直、これ見よがしな個性を主張しない好感の持てる音です。
しかし貸出機を繋いだ時よりもややがさつで音がきつい気がしました。
貸出機はエージングが済んでいるとのことでしたので、
たぶん新品にはそれなりのエージングが必要なのだろうと判断し
それから二日間電源を入れっぱなしにしておきました。
予想通り音は激変しました。
ソースの持つ情報量を格段に多く引き出せるようになり音数が格段に増えたにもかかわらず、
S/N比が良いので音場の見通しがよく一音一音の明瞭度も格段に上がりました。
気になっていたきつさも消え、柔らかくしなやかな音になりました。
更には力感が増し、三次元的な音の実体感を付属ケーブルよりもはっきりと感じられるようになりました。
そして個人的に気に入ったのは高域から低域までフラットでスムーズに音が出るところです。
帯域で出っ張ったところがないので、
私の苦手な80-100Hzあたりのこれ見よがしなブーミーなところが無く絶妙に締まっています。
アキュの純正はおそらくA社がOEM生産していると思うのですが、
滑らかさや低域の力感では勝っているように思いますが、
低音ダダ下がりのボワツキだけが気になっていたので、
この点Accuracy Acの方に好印象を受けました。
音楽の表現では女性ボーカル、ハーモニー、そして弦がとても綺麗です。
勿論S/N比が高い事が一番の理由だと思いますが、
試聴により倍音を上手く処理し、必要十分な情報量で音を整理しているのだと思います。
例えばケルティック・ウーマンの「Danny Boy」のハーモニーや「You Raise Me Up」の合唱がとても美しいです。
また、1960年録音のイ・ムジチの四季の弦楽器のハーモニーやホールトーンも綺麗に再現されます。
ということで、これ見よがしな特徴を持たせないニュートラルな音質のケーブルで、
純正付属ケーブルからワンランク上げたいと考えている方には最適なケーブルだと思います。
ただ、音に個性を求める人には物足りないと感じる人もいるかもしれません。
見た目も雑誌に載っている有名なケーブルなどに比べるとそれほど高価そうには見えません。
しかし、個人的には値段だけの事はある良質なケーブルであると思いました。
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No.Accuracy-03 東京都 M . K 様 2013年12月18日
まず今回のAccuracy Acを2本購入した経緯は、
既に購入前、Accuracy Acを1本のみ購入し、CDP、AMPに使用した時、
どれほど効果があるものなのかを確認していました。
その効果は、CDPでは情報量が増えて透明度が格段に上がり、
AMPではS/N比が向上して奥行き感や躍動感が増して、
それぞれの機器の潜在能力の引き出しを確認できましたので相乗効果も期待して購入に至りました。
また、同一電源ケーブルにして統一をとることで、
今後の機器選びのベンチマークとして使えるようにもなると考えています。
電源環境は既に購入済の電源ボックスのPulsant-6にTB400、
Latent AcⅡ(壁コン-電源ボックス間)、コンセントベースの75CP-712を使用し、
CDP、DAC,AMPの付属ケーブルをそれぞれ交換して2週間以上通電後の感想になります。
音の出だしの静寂から軽快に音楽が再生され、それも高域から低域までストレスなく音楽が流れ、
特に中高域の滑らかさ、生々しさが印象的で、それでいて低域にはエネルギー感を伴った躍動感があります。
また、粗さを感じていた曲も、すっきりと聴きやすくなり、
一つ一つの音像が鮮明に描き出され、音のニュアンスも明瞭に聴き取れ、
CD音源にもよりますが音の余韻や残響も空間に表現されるように感じました。
チクマ製品全般にも言えることですが独特な色づけや癖を加えることなく、
自然に、軽快で、鮮やか、といった傾向は変わらずに、
この電源ケーブルはさらにリアルに音楽を楽しく聴かせてくれるとても素晴らしい製品だと思います。
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No.Accuracy-04 愛知県 Y . A 様 2014年01月18日
ネットで貴社ケーブルの評判を知って、まずは借りて自分で試してみようと思いました。
到着したケーブルは皆さんが言われるようにしなやかでものすごく取り回しがいいです。
プラグについては差し込んだ際にプラグ部分が少しぐらぐらするかなって印象です。
悪く言えば安っぽい印象でこれまた皆さんが言われるとおりでした。
早速、プリメインアンプにつないでみました。
透明感と音ののびのびとした感じが抜群にいいです。あと、音の広がりも増しました。情報量も増した感じです。
とくに女性ヴォーカルとピアノの生々しさはびっくりするぐらいでした。
ずっと聴いていたいと思わせる心地のよい音楽を奏でてくれました。
かといってパワー感がなくなるかというとそんなことも特になく、
今までのシステムに足らないものだけを足してくれる、まさにいい所どりのケーブルでした。
というわけで早速Accuracy Acの1.5mを注文しました(笑)
届いたケーブルは説明書には24~72時間の通電が必要との記載がありましたが
100時間ほどで試聴用に借りたケーブルと同じ音を楽しめるようになりました。
それまではとにかく固い音でした。
今ではすっかり馴染んで絶対に外せないケーブルになりました。
今は上位機種のケーブルをCDトランスポート用に使おうと購入を目論んでいます(笑)
ただし、これまた言われるとおり好みは別れるのではないかと思います。
自然な音・透明感のある音・広がり感のある音を求める方には最適です。
しかしながらさらなるパワー感や熱さといったものを求める方には向いていないかと思います。
余計な色づけがないのがまさに個性といったケーブルなので、
ぜひ一度ご自身のシステムで聴いていただきたいです。
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No.Accuracy-05 東京都 T . Y 様 2014年01月28日
貴社の製品を知った経緯
オーディオアクセサリーを購入する際は、主にオーディオ雑誌の特集記事等を参考に
しておりました。それらの雑誌では千曲精密製作所の製品は見たことがありませんでした。
大手家電量販店のオーディオコーナーに立ち寄った際、複数の電源タップが展示されて
おり、その中にアルミの加工品でデザイン的にも洗練された機種が目に止まりました。
そのメーカーを確認して、初めて千曲精密製作所の存在を知りました。その後、インターネット
のホームページ上でかなりのハイエンドの商品までラインナップがあることを知るに至りました。
選定理由
小型の真空管式プリアンプの導入にあわせて、電源ケーブルの購入を検討しておりました。
今まで、複数のメーカーの電源ケーブルを購入してきましたが、線が固く曲げにくいためアンプの
コネクター部にかなりの負荷がかり、その扱いに非常に苦慮した思いがありました。
そのため、今回は柔軟で軽量といった扱いやすさを最優先に、性能も期待できるケーブルを
探していたところ、貴社の製品のユーザーによる使用報告の中で軽量で柔らかいとの記載があり
音質も好評価であったことから、導入の条件に合致すると判断しました。
試聴はプリアンプ付属のケーブルからの変更となります。”Accuracy Ac ”を接続し
エージングのため3週間以上聞き流した後、改めて比較試聴を行いました。
試聴に用いたソースは普段ボーカルやアコースティックものを中心に聴いているため、そのカテゴリー
から特に録音が良く聞き慣れたソースを用いました。
主なソース
CD/SACD
1 カモミール スマイル 藤井恵美 /SACD
2 ウィッシュボーン・アッシュ ライブデート 3 パリライブ /CD
3 グレース・マーヤ ラスト ライブ アット DUG /SACD
機器
プリアンプ EAR 834L
パワーアンプ マッキントッシュ MC 252
CD/SACD プレーヤー LUXMAN D-08
スピーカー JBL 2206H, 2426H 2way システム、 FOSTEX F120A フルレンジ
絶縁トランス 中村製作所 NSIT-2000plus MK2
届いたケーブルは、期待通り軽量で柔軟性が確保されているため、小型のプリアンプにも不安なく接続できました。
音の第一印象は静けさと音場の広がりを感じさせ、S/N比が改善されたことがわかります。各ソースを聴いて感じた
ことを記載したいと思います。
SACD版の藤井恵美のボーカルは、より引き締まり定位感が明瞭となったため実在感が増しました。
また、透明感が向上したため、バックグラウンドにある楽器の演奏とのコントラストが明確になり、より奥行
が感じられるようになりました。
ウィッシュボーン・アッシュのライブでは、ステージが広く感じられ、各楽器の位置関係が明確になりました。
アコースティックギターの弦を弾く瞬間の音とサスティーンが空間に広がっていく様子がとても心地良いです。
グレース・マーヤ(SACD)のライブ版では、弾き語りのピアノの左手の音に力強さが増して聞こえます。
エネルギー感と密度感が増したためドラムの打音は力強く、乾いた空気が震えながらがライブハウス内に響い
てしていく様子をリアルに感じ取ることができます。また、5曲目のモナリザのギターでは、とろけるような滑
らかさがとても巧く表現されます。
その他、複数のソースを試聴しましたが、特定の個性を感じさせない自然な音色のため、音というよりは
音楽を心地よく聴くことが出来る製品だと思います。扱いやすさと音質、価格のバランスを重視するユーザー
にとって、一考の価値があるケーブルではないでしょうか。
今回はモニター販売という形態でご提供いただき誠にありがとうございました。当初の目的
を満たし大変満足の行く買い物ができました。
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No.Accuracy-06 静岡県 H . O 様 2014年02月03日
貴社の製品を知ったきっかけ
自分がよく行く 地元のオーディオショップに貴社製品があり、
以前より興味がありました。特にアルミ加工の美しさ・デザインが
素晴らしく、いつか貴社の製品で電源周りから各機器の接続まで
トータルでシステムを構築しようと少しづつ 製品を購入していきました。
アウトレットでPlusant-4を購入後、電源ケーブルの機種を考えていたところ
丁度 Accuracy Acのモニター募集があったため、購入させていただきました。
使用機器
ユニバーサルプレーヤー: オッポ BDP-95
プリメインアンプ: スペック RSA-V1 DT
スピーカー : B&W 805D LE
コンセントベース : 75CP-712
ウォールアウトレット
電源ケーブル : Accuracy Ac(今回モニター品)
電源ボックス : Plusant-4
バランスケーブル :XLR-TRUENESS
スピーカーケーブル :CDS-SPC
音を聞いての感想
Accuracy Ac が届いてから Plusant-4との接続を開始しました。
当然ですが、今までで 1番 効果がありました。
スピーカーは平行置きセッティングをしていますが、前方からの音の定位感が
向上しました。私が貴社の製品に求めている 特定の音色に変えない
透明感もあります。
私がよく聞くソフトは ブルーレイディスクのライウ゛映像ですが
ステージの音の広がりに十分満足しています。
また、音ではないですが、製品の質感・デザインは 機器の後ろに置くには
勿体無いほど カッコいいと思います。(特に電源ボックス)
一つだけ要望があるとしたら、電源ケーブルには価格帯で5種類ありますが、
ケーブルの被膜の色を変えていただけるとありがたいです。
(おそらくは、音質最優先の被膜の色だとは思いますが‥)
今回は モニター販売でのご提供 ありがとうございました。
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No.Accuracy-07 青森県 T . H 様 2014年03月29日
自分が今回、千曲製品を初めて購入したきっかけは、
ネットでの評判が非常に良かったからです。
自分が、Accuracy Acを購入する前の千曲ケーブルに対するイメージは、
全体的に音が薄く低音が出ないのかな?と思っていましたが、今回Accuracy Acを使用してみ
イメージと違っていてビックリしました。
CDプレーヤーに繋いで聴いたら、とにかくフラットで癖が無い、低音も弱くは無く、しっかり出てます。
また、ボーカルが際立つ微妙な透明感が素敵です。
あまり透明過ぎても自分の好みでは無いので、その微妙な透明感が絶妙で素晴らしいです。
また、音の耳障りな尖った部分が全く気にならなくなりました。
その結果、賑やかな曲を聴いてもリモコンで次の曲へ飛ばす機会が少なくなりました。
本当に聴き入ってしまいます♪
千曲様この度は良い商品をありがとうございました。大変気に入りました。
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No.Accuracy-08 山梨県 Y . S 様 2014年04月01日
今回は「Accuracy Ac」のモニターに参加させて頂き有り難う御座います
久し振りにチクマの電源ケーブルを購入しました
電源ケーブルは様々なコンポーネントに使うので何本あっても困りません(笑)
チクマでは新製品が発売される度にモニター募集をしてくれるので
高品質な商品がリーズナブルな価格で購入出来てお財布にも有り難いです
又、チクマユーザー方々の色々なモニターレポートを見ると様々な意見があり
とても興味深く面白いです
では、本題の感想を書いていきます
「試聴システムについて」
今回使用した電源ボックス&ボードは
・75M-14EV・DMT-220B・TB400、等
電源ケーブルは以前のミドル・トップグレードであった
Latent Ac・Pillar Ac、との比較試聴を交えました
「セッティングについて」
電源ボックスやボードの様に綿密なセッティングの必要はありませんが
コネクターをシッカリと奥まで差し込む事や
ケーブルにストレスが掛からない様なレイアウトに気を付けています
(ケーブルを鋭角に曲げない事や必要以上に物に触れない様にするなど)
「電源ケーブルと電源ボックス・ボードの関係」
チクマの電源ケーブルは単体でも素晴らしい能力を発揮するが
同社の電源ボックスやボードを使用する事により
更に効果的な相乗効果を発揮する事が出来る、その変化は「目からウロコ」である
「エージングについて」
チクマの電源ケーブルはエージング(使い込む事による慣らし)により音質が変化する
新品の状態では音域も狭く音がバラつき音楽性も発揮出来ない
使用していく内に音が解れてヌケが良くなり音域が広がり音の繋がりも滑らかになる
私の場合消費電力の少ないCDプレイヤーでエージングを行っていたが中々進まず
途中で使用頻度の多い液晶テレビや消費電力の大きいパワーアンプでエージングをしてみた
電力が大きければエージングが速く進むとも限らないが新車のエンジンを慣らす様に低回転で
あたりを付けて後半は高回転で馴染ませる様に色々な負荷を掛けるのも一つの方法かもしれない
「Latent Ac・Pillar Acとの音質比較」
先代のミドルグレードであったLatent Acは音の密度があり骨格のシッカリしたメリハリのある音質だった
正確な音の中に上位グレードの持つ解像度や表現力を高める作用もあるが過去のTRC-15HP・EMV-15DC
にあったモニター的な音質をベースにグレードアップさせた様な印象を受けた(これはこれで好きな音だ)
今回のAccuracy Acでは一聴してLatent Acと違うキャラクターを感じた
どちらかと言うと上位モデルのPillar Acに近い解像度や空間表現の長けた表現が聴けた
オーディオで難しい女性ヴォーカルの肉声を聴いても声の滑らかさが過去のLatent Acより格段に向上している
Latent AcではAccuracy Acに比べて若干、中~高音にエネルギーが集中している印象があったがAccuracy Acでは
全体的な音域のバランスも整い聴きやすくなっている
Pillar Acと比べると過去のモデルであってもPillar Acは「格の違う」上位グレードの表現力を聴けた
印象としてはAccuracy Acは上位モデルの持つ「表現力の旨味」を上手く導入させ、又基本となる
モニター的な正確さも持ち合わせた、トータルバランスの優れた電源ケーブルだと感じた
「Accuracy Acの効果と音質」
オーディオ等のコンポーネントに付属している電源ケーブルを良質な製品と交換すると音質などが向上する
現在のオーディオファンの間では常識となっているが、その変化も内容が各社・各ブランドで異なる
アナログの伝送は外部からの影響を受け付帯などの色付けで音が良くなったと感ずる場合もある
しかし、それらの色付けは本来の音楽ソースを忠実に伝えているかというと疑問もある
チクマの商品(今回のAccuracy Ac)は原音を着色せず本来の感動を引き出す能力がある
当たり前の様で難しいこの技術はある種、革命的であろう
具体的には
・音の解像度が向上して自然に近い滑らかな音になる
・音域が広がり、S/N(静粛性)も向上する
・空間表現が優れ定位(音の位置が)が判る様になる
・音は痩せず密度のあるリッチな音質が全域で聴ける
・映像では明暗・色彩が向上するが目に優しく鮮やかで自然である
文章で書くと簡単でオーディオビジュアル的な表現だがこれらがきちんと発揮するとデジタルのオーディオが
「有機的で色彩豊かな表現になる」、理由は「本来の自然の音(生の音)に近付く」からだろう
この変化はチクマ独自のアナログチューニングにおける「アコースティック感(生のサウンド)」といえる
チクマの電源ケーブルは使い込むと長期に渡り音質が成熟してくるので今後の音質変化も楽しみである
(今回試聴比較したLatent Ac・Pillar Acも使い込む事によりモニターレポート当初より随分と洗練された音質へ変化している)
又、同時発売された、進化したであろう「Pillar AcⅢ」やリーズナブルな「Wisdom AcⅡ」の内容も興味深い所です
「その他」
その①
チクマのケーブル類はシンプルが故、シリーズでルックスが似ているという所があります
微妙な違いもあるモデルもありますがケーブルが混ざってしまうと判らなくなる可能性もあります
(その際は試聴によるブラインドテストをすれば良いのですが、笑)
音質・コストの部分もありますがアルミに刻印したプレートやリング(スタビライザー等)などがあると
判断出来て、見た目もカッコ良くなるかなと思いました
その②
現在、発売されている録画機(ブルーレイ&HDD&DVD等)の電源ケーブルはコネクター(機材側)
が2ピン(メガネ型)が殆どだと思います(再生専用機は3ピンもありますが)
グレードの高い録画機も何故かメガネ型で高画質&高音質で様々なソース楽しむには
純正メガネケーブルでは勿体無いと感じていました(良いハードの能力が発揮し切れない)
そこで、チクマさんで良質なメガネ型の電源ケーブルを開発して頂けると喜ぶファンが居るのでは?
(自分含む、笑)と思い提案してみました
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No.Accuracy-09 滋賀県 Y . N 様 2014年05月26日
『Accuracy ACの素直さに乾杯』
Accuracy Acが届いて約2週間、今回はCDPのLatent AcⅡをAccuracy Acへ換えての変化と、CDとプリの両方にこれらの同タイプのケーブルを二本差しした時にどのような傾向になるのかへの興味である。
まずはCDPのケーブルだけAccuracy Acに変更し小生のレファレンスの一つ『HERE'S TO BEN (XRCD2)』ジャシンタを聴き直す。わざとらしいホールトーンを含んだ盤ではあるがとりあえず指標に使っている。以前、ハーモニクスのスタジオマスターをLatentに変えてこのCD特有のホールトーンが深く長く自然な広がりをもち聴こえるようになったがもう少し響きに精妙さがほしかった。それがAccuracy Acで音楽全体の旋律が濃い余韻を残して広がって行き空間が整った感じになった。
次にムターの『CARMEN-FANTASIE(xrcd k2)』収録のTiganeの弱音部で弦の擦れというか産毛に触れるような弱音、演者ムターの呼吸の気配の再生である。これもLatentよりやや濃やかに発音された。最初少し硬く感じた高域も次第に美しく、なにより素直に伸びてくれるのが楽しい。ただ高域でのほぐれ感がもう少しほしい気がする。上位機種でないと無理かもしれないがエージングに期待。
木を見て森を見ずとの箴言もあり、このようなやり方は邪道ではあるが小生のシステムは細部のチェックでほぼ可否は決まる。この聴き込んだ二つの音で確認、インシュレーターなどを調整後、クリスティアーノ・オウツの『ヘンデル:チェンバロのための作品集』で全体の音調をみる。
期待通りに部屋いっぱいに音楽全体が精妙で伸びやかに響き渡る。
次にCDPにAccuracy Ac、プリにLatent AcⅡと、チクマさんの初めての二本差し。自然な音調に落ち着く感じである。時に籠もりがちになりがちだったチェンバロの低音部がさらにほぐれて好ましい。ただ贅沢をいえばその中にもう少しエッジがほしい。ほぐれとキレ感のせめぎあいの調整も楽しいが。
ところが、昨夜一つ問題が起こった。この状態で永年聴きなれた五輪真弓のボーカルを聴いたら、ボーカルと楽音の分離のみならず楽器一つ一つの分離、奥行き感がすごいことなっている。分離といえばよいのだが離ればなれの感じである。このCDで初めて体験した音場で驚いた。ここまでの再現力が半端ではない。録音かアレンジの構造まで暴き出している。ケーブルの素質を信頼して音場の一体感が再現できるようスピーカーなどのセッティングをこれから調整、楽しみである。それが終われば晴れて音楽三昧に。
古希を迎えた夫婦二人暮らし、愛用していたAA社のAmpⅡが昨年故障した時にこの重量55Kgのアンプをメーカー送りのため梱包するのに非力な二人で一騒動をした。それに懲りた家人から「一人でも持てる重さの機種に変更してくれ」とのご託宣。修理から帰ったAmpⅡも、結果12Kgのものに買い換え、次に血祭りにあがったのが片側70Kgのスピーカ、これは業者さんに引き取りにきていただき小型に変えさせられた。
すると機器とラックの裏を這い回っている黒く太く硬いPCOOC系のコードが鬱陶しく見えるようになり、予定に無かった電線類を一挙に排除・交換中の経緯もある。
チクマの細く柔らかで上品なケーブルになると、不思議なことに音マニアのお瘧(おこり)がとれたようで、機器に身構えることなく音楽そのものを楽しめそう。年老いてやっと大人の仲間入りか、やれやれ。
一連の騒動とチクマさんに感謝!
(CDPはMetronome TechnologyのCD3Signature,Preampは同じくPA1を使用)
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No.Accuracy-10 神奈川県 M . A 様 2014年06月23日
Chikuma の電源ケーブル Accuracy AC (1.0m) を 2 本モニター購入し、3 か月が経ちました。Accuracy AC はパワー・アンプに使い、私のオーディオ・システムに良い結果を生みました。拙い文章ではありますが、感想を書きます。
私のオーディオ・システムは以下の通りです。
- CD プレーヤー: 知人による改造 CD プレーヤー
- プリアンプ: Primare I30
- パワーアンプ: Stellavox PW1
- スピーカー: Bösendorfer VC2
Primare I30 はインテグレーテッド・アンプですが、プリ出力を使ってプリ・アンプとして使っています。
パワー・アンプ Stellavox PW1 はモノラル・アンプです。
電源は 2 系統 (本当は別々のコンセントから取りたいのですが、部屋の都合で 1 つのコンセントから取っています)。1 つは Jorma Design の電源ケーブルから ORB DP-6i へ。ORB DB-6i から、CD プレーヤーと Primare には各々 Jorma Design の電源ケーブルを繋げています。もう 1 つは電源ケーブルとタップが一体型になった Magnan MG6PR-2.4。ここからモノラル・アンプ Stellavox PW1 に Zonotone 6N2P 3.5 Blue Power を使っています。
拙オーディオ・システムはまだまだ構築途上です。特に Stellavox PW1 への電源ケーブルが価格的に見劣りします。Jorma Design、Magnan は十万円を超えますが、私の持つ Zonotone は実売 2 万円前後。2 万円台ではコスト・パフォーマンスに優れた製品と思うものの、今の私のシステムではボトルネックになっていると感じていました。
さりとて、モノラル・パワーアンプなので電源ケーブルのグレードアップには同じ製品が 2 本必要になります。これは財布に厳しい。そんな折、Chikuma のモニター企画を知り Accuracy Ac を 2 本購入しました。
結果は上々。ケーブルを変えてすぐに分かる変化で、自分の好みに近づきました。一番の変化は音場の広さで、今まで小さな空間に押し込められていた音が、部屋の隅まで広がりました。楽器と楽器の間に空間が生まれ、音離れも良くなりました。低音も滑らかに流れるようになって、今まで頑張って音を出していた、と感じます。何より、これは Chikuma の特徴だと思いますが、音楽が自然に流れるようになりました。
届いたケーブルはエージングが予め行なわれていたのか、交換してすぐに変化が分かりました。数時間も鳴らせば、システムと十分マッチしたように思います。1 か月くらい音楽を鳴らし続ければ、エージングによる変化を感じられるかと思いましたが検証は出来ていません。というのも、私生活が忙しくなり、週末に数時間程度しか音楽が聴けていないためです。購入から 3 か月が経ちましたが、毎日音楽を鳴らしている方々の 1 か月分もシステムを鳴らしていないのではないかと思います。日々、変化はあったとは思いますが、私の耳は聴き分けることが出来ませんでした。この先、もしかしたら大きな変化があるかもしれないと期待していますが、3 か月を区切りとしてレビューを書きました。
最後に商品のレビューです。Accuracy Acは、システムの素性を素直に出そうとするタイプに見受けられます。その点、電源ケーブルでシステムに色を付けよう、変化を加えよう、という向きには合わないかもしれません。派手目な電源ケーブルと比べると大人しく感じるでしょう。音楽のジャンルは問いませんが、自分のシステムに味付けがあると感じて、その味が自分の好みと合わなくなっていると感じているなら、Accuracy Ac はとても良い選択の一つだと思います。
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No.Accuracy-11 東京都 Y . W 様 2014年06月23日
オーディオインターフェイスの電源ケーブルとして使用しています。
音像がみずみずしく広がり、各楽器の音がよく分離して、奥行きが増しました。
上品な音の分、低音のパワーは減るように思いますが、これは音楽のジャンルによるでしょう。
一応、業界標準とされているオーディオインターフェイスなのですが、付属のケーブルとの差がここまでとは驚きました。
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No.Accuracy-12 東京都 T . I 様 2014年08月05日
製品届きましてすぐに使ってみました、
最初に感じたことはなるほどフラットな音のでるケーブルだと感じました。
千曲さんの宣伝文句の通り何も足さない、何も引かない感じが良く出ており好感が持てました。
高音、中音、低音ともにすっきりと明瞭に出ており透明感すら感じるようでしたね。
当初は少し音の出に不安定な感じも一部出ましたが、これは数時間の使用ですぐ解消しました。
そもそも私がこのケーブルを買い求めた理由は、
んー他社のもので期待したものをめいっぱいはずされて本当困っちゃったことなんです。
もともと私はアンプにはすでに市販のケーブルを使ってまして、ケーブルの影響の大きさは知っていたんですが、
CDPはそのまま付属のケーブルを使用していました。これはCDPはあまり関係ないんじゃないかと思ってたもんでね、
ただずーっと気にはなってたんですよね、
そこで電源タップの改善(スーパーで買った安物でたこ足状態でした(笑))をすることにしたついでに
CDPの電源ケーブルも変えることにしたんです。
ところがこれが大はずしをしてしまったんですね、
まあCDPだからと思ってアンプとは違うメーカーの物で電源タップとともにそろえたんです。
そしたら音の重心が高音寄りに上がっちゃってどうにもならなくなっちゃったんですわ、
エージングとやらでなんとかなるかとがんばって鳴らしたんだけど期待したほど下がってくれないんですよ。
もう困ってねー、ただ元の状態に戻すのもいまさら嫌でねー、
そんな時偶然別件であるレビューを読んでたら僕と同じようなめにあった人がいて、
その人が千曲さんのケーブルに変えて良くなったことが書いてあったので、
初めて千曲精密というメーカーを知って買い求めたということなんですね。
なんか愚痴ばっかで長くなってすみません。
まあとにかくAccuracy Acによって私のトラブルは解消しましてうれしいかぎりです。
なおその後CDPとアンプともに千曲さんに変えたらどうなるのか興味がわきまして、
届いた翌日すぐにもう1本注文しまして試してみました(いわゆる2本刺しですね)、
んーこれは僕にはちょっとだめでしたね、軽くなりすぎちゃった感じで。
ただこれは明らかに好みの問題で良いも悪いもないと思いますね。
ちなみに僕はCDPとアンプを複数持っていますので無駄にはなりません(笑)。
ああ最後に近い将来電源タップも欲しいかなと思ってるんですが、
千曲さんお値段なんとかなりませんかね、モニター販売期待してます。
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No.Accuracy-13 岡山県 T . O 様 2014年11月17日
接続はアンプ(L社)付属ケーブルよりPulsant-4を経由し、
CDPにLatent AcⅡ、アンプはA社(定価はほぼ同額)で接続し
モダンジャズ、クラシックがメインですがポップスも聴いています。
柔らかくしっとりした音が好みで接続当初は気に入っていましたが
もう少しパワーが欲しくなり貴社HPでAccuracy Acを拝見しモニターを購入しました。
早速CDP側へ接続し、Latent AcⅡはアンプ側に交換すると、
いきなり全ての音域が広がり、特にボーカル・ピアノは目の前で圧倒され、
きつさを感じ電源ONしたままで翌日からは徐々に落ち着き、
まるでコンサートホールでの音色・体感でき大変満足しています。
電源ケーブルは他機器の更新より、最も変化・効果を感じられ
私のオーディオ構成には贅沢ですが、もう一本追加購入を検討中です。
追記:壁に近く狭いエリヤでのケーブル入替えの間違い防止のため、
ケーブルの中央部 or コンセント付近に名称 or 色等のマークがあれば助かります。