この電源ボックスの基本原型は約10年前に製作しました。75CPS-22UL-CLで、全てにおいて進化しつつ不動の基準的存在の電源ボックスに成長しました。最強のアルミ合金A7075材の10mm厚をふんだんに使用して、高剛性・ハイポテンシャルの高音質を実現しています。配線導体はPSE適合品1.6mm丸単線を使用して特殊ねじり構造線を作り、インレットにて2分岐しコンセント各々に配線する構造を採用しました。
製品名 | 75M-220 |
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定格電圧 | 125V ac |
最大定格電力 | 1500W |
出力口数 | 4口 |
シャーシ材質 | A7075 |
組立ネジ | FE-M3-六角キャップスクリュー |
表面仕上げ | ヘアーライン仕上げ(無処理) |
内部表面仕上げ | --- |
使用コンセント | ホスピタルグレード ダブルコンセント2個 IEC規格プラグイン仕様 |
内部配線材 | 1.6mm単線使用-オリジナルねじり配線構造 |
大きさ | 71W×260D×65H(㎜) |
重さ | 2.0㎏ |
適合法規 | 電気用品安全法(特定電気用品)[PSE適合品] |
価格 | \96,600- |
グレードアップ | 75M-22TRBへグレードアップ可 |
オリジナル電磁界処理 | |
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振動対策 | |
シャーシ構造 | |
シャーシ材質 | |
コンセントグレード | |
配線構造 | |
組立ネジ | |
コンセント取付ネジ材質 | |
インレット取付ネジ材質 | |
表面処理(内側の処理) |
鋼材と同じ強度ほ持つ高価なアルミ合金A7075を惜しみなく使用、 最強の筐体構造で製作しました。シャーシーのカバーはシンプルな形状で、10mm厚ボトムベースの補強の役目をはたしながらシールド効果を持たせています。トップパネルは3mm厚・両サイド板は10mm厚仕様。アルミ合金の表面処理であるアルマイト処理は行っておりません。また、トップカバーの内側の表面3面の表面粗さを微細で均一にする為に、壁コンセント用アクセサリー類で成果をあげたダイアモンド刃物による高速切削の表面仕上げを採用して、平面加工して振動モードのシンプル化をはかり、素材の固有な響きを低減しました。
ボトムベース板・インレット取り付け板・前部カバーは10mm厚仕様。ベース板にすべてを垂直方向で固定するシンプルアッセンブリーで、振動形態を単純化しました。また、ボトムベース板・インレット取り付け板のそれぞれの表面粗さを微細で均一にする為に、壁コンセント用アクセサリー類で成果をあげたダイアモンド刃物による高速切削の表面仕上げを採用して、平面加工して振動モードのシンプル化をはかり、素材の固有な響きを低減しました。組み立て用ネジは市販の中で最も強度が高い六角穴付きボルト(キャッ0プボルト)を使用しています。
コンセントを固定する支柱はアルミ合金A5056の10mm丸材を惜しみなく加工時間ついやしてパイプ状に加工しました。支柱自体の共振振動を防ぎ、コンセント振動のメカニカルアースに対しても有効に働いています。隠れたこだわりの技術です。
脚部は振動アースを考慮して三次元接触のネジ込み脚を使用しています。様々な設置状況に対応し、さらにネジ込みの深さによって音質の微調整も可能となります。
コンセントの導体部メッキはNi(ニッケル)一層メッキ(腐食防止の処理)のキャラクターの少ない物です。ロジウムメッキは採用しませんでした。また、"良い方法"の定説になりつつある、クライオ処理(極低温処理)は、危険性・理論性に欠けている要素が高いため、採用を見送りました。
インレット固定用ネジはアルミ合金A7075材削りだしの中空ネジを採用して、インレットの振動コントロールを完璧にしています。